したがって今冬のターゲットは、人を使えるタイプになるのだが……。一部タブロイド紙が「合意間近」と報じたリヤド・マフレズ(レスター)は、マージーサイドよりもロンドンのクラブを希望しているという。「いつの日かリヴァプールでプレーしたい」と公言したトマ・ルマール(ASモナコ)は、チェルシーとアーセナルの参戦によって移籍金が高騰した。マネーゲームになると、クロップのチームは分が悪い。

このように、冬の市場にはリヴァプールの希望に沿うタイプが、いや、コウチーニョ・クラスの選手が希少だ。もはや中盤インサイドにこだわらず、喫緊の課題といって差し支えないポジションに補強費を充てたほうがいいだろう。〈コウチーニョ資金〉は1億4200万ポンド(約217億2600万円)。ファンダイクの獲得に費やした7500万ポンド(約114億7500万円)を差し引いても、6700万ポンド(約102億5100万円)が余る。この額をGK、そしてまだまだ質が不足しているCBに使いたい。補強費を抑えるのなら、ことし6月で契約が切れるイケル・カシージャス(FCポルト)、ステファン・デフライ(ラツィオ)に接触するプランも一考すべきだ。

マンチェスター・シティがアレクシス・サンチェス(アーセナル)、マンチェスター・ユナイテッドはルーカス・モウラ(パリ・サンジェルマン)と合意に至った、と伝えられている。リヴァプールも、後れをとってはならない。

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粕谷 秀樹
月刊ワールドサッカーダイジェスト初代編集長を務めた。海外サッカーの解説者としても活躍。

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