1月8日(月・祝)、97回目の「花園」こと全国高校ラグビー大会は、50試合目となる決勝戦で東海大仰星(大阪第2)が大阪桐蔭(大阪第1)を27-20で下し、2年ぶり5度目の優勝で幕を閉じた。

FB谷口へラストパスを送る河瀬

今大会の花園で、MVP級の活躍を果たしたのは、栄冠に輝いた東海大仰星のエースWTB(ウイング)河瀬諒介(3年)だった。

東海大仰星の初戦(2回戦)の熊本西(熊本)戦、前半1分のファーストトライから、決勝戦の後半23分の決勝トライにいたるまで、5試合で8トライを挙げて優勝に大きく貢献した。

そんな河瀬の父は元日本代表NO8(ナンバーエイト)で、大阪工大高(現常翔学園)や明治大学、東芝府中(現東芝)で活躍し、「怪物」の異名を取った泰治氏(現・摂南大総監督)だったこともあり、大いに注目を浴びた。

河瀬はそんなプレッシャーをはねのけて、今大会の花園で躍動し、見事に親子二代にわたる花園優勝を成し遂げた。

トライを挙げて喜ぶ仰星の選手たち

「昨年度は決勝で負けたので、(優勝の)景色が見られたので最高です。(父は関係なく)自分は自分で優勝すると言ってきたので嬉しいです」(河瀬)。

河瀬選手が最初に話題になったのは、彼が1年生の終わりから2年生のはじめにかけて出場した、2017年春の選抜大会だった。

14番を付けることもあるが、まだ試合にでないこともあるというレベルで、実際に彼を目当てに足を運んだが、足は速いなという印象を持った程度で、まだ現在のよう貫禄や自信を感じることはなかった。

父と同じ常翔学園ではなく、東海大仰星を「お父さんに関係なく、自分で行きたい高校を選びました」と笑顔で語っていた姿が印象的だった。

そして昨年度の花園ではFB(フルバック)として決勝まで進出したものの、東福岡(福岡)に21-28で敗れて準優勝に終わった。

河瀬も決定的なチャンスでノックオンをしてしまい、悔し涙を流した。「その年で優勝したかったので、一生忘れることができません」(河瀬)。

父親の泰治氏も「少し伸び悩んでいましたね」と感じていた河瀬、新チームになった時、東海大仰星の湯浅大智監督はWTBやFBといったバックスリーではなく、より接近してボールを持つ機会が多いアウトサイドCTB(センター)でプレーをさせていた。

「CTBをやらせたことで伸びた部分もある。良かった」と湯浅監督が言えば、河瀬本人もCTB、FBといろんなポジションでプレーすることで「それまでは、まっすぐ行ってフィジカルでやられていたが、半マークずらして前に出られるようになった」。

「また、CTBをやってCTBからWTBはどうしたらいいのか、FBもしていたので、FBからWTBはどういうプレーをするのがわかるようになってきたので自信がついた」。

お知らせ

\2月9日(金)、10日(土)開催/
J SPORTSオンデマンドでは、10人制ラグビー
ブリスベン・グローバル・テンズを全試合LIVE配信!


●ラグビーパック:月額1,800円(税抜)
●25歳以下の方は、U25割で月額900円(税抜)
※総合パックでもご視聴いただけます。
★詳しくはこちらから

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ