優勝して喜ぶ仰星の選手たち

1月8日(月・祝)、大阪・東大阪市花園ラグビー場で「花園」こと、第97回全国高校ラグビー大会の決勝戦が行われ、5度目の優勝を狙う東海大仰星(大阪第2)と、初優勝を目指す大阪桐蔭(大阪第1)の大阪勢同士が激突した。

大阪勢同士の決勝は19年ぶり。両者は5月の大阪の高校総体で対戦しており、そのときは東海大仰星が33-29で逆転勝利している。

東海大仰星、大阪桐蔭ともにAシードの東福岡(福岡)、桐蔭学園(神奈川)を倒して決勝に進出。勢いに乗っており、互いにFW(フォワード)とBK(バックス)にタレントが揃い、総合力に長け、接戦が予想された。

FWを前面に押し出して戦った大阪桐蔭

東海大仰星の湯浅大智監督は「ハードワーク」。大阪桐蔭の綾部正史監督は「ブレイクダウン」(接点)をポイントとして挙げた決戦は、小雨が降る中、9300人の観客を集めて14時にキックオフされた。

試合の主導権を握ったのは大阪桐蔭。FWのスクラム、接点での強さを前面に出し、SO(スタンドオフ)高本幹也(2年)の左足のハイパントキックを使って戦略的に戦った。

キックオフから相手のミスに乗じて攻め込み、前半5分、スクラムからのサインプレーでFB(フルバック)杉原駿(3年)からの折り返しのパスを、キャプテンのFL(フランカー)上山黎哉がインゴールで押さえる。CTB(センター)江良楓(3年)のゴールも決まり、大阪桐蔭が7点を先制する。

東海大仰星も負けていない。9分、自陣で相手ボールをターンオーバーすると、右サイドにパスで素早く展開し、WTB(ウィング)河瀬諒介(3年)が70mを走りきってトライ。5-7とする。

トライを挙げた大阪桐蔭の1年FL奧井

14分に大阪桐蔭がPG(ペナルティゴール)を決めると、24分に東海大仰星が自陣のラインアウトから左に展開し、最後はキャプテンのCTB長田智希(3年)が素晴らしいステップで駆け抜けてトライ。10-10の同点となる。

このままハーフタイムを迎えると思われた30分、大阪桐蔭は敵陣奧深く、相手ボールのスクラムにプレッシャーをかけて、ボールが乱れたところをターンオーバー。

そこからモールを形成し、最後は1年生FL奧井章仁が押さえて、ゴールも決まり10−17と大阪桐蔭がリードして前半を折り返した。

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ