ポスティング制度を利用しての「メジャー移籍」を目指していた埼玉西武の牧田和久投手(33)が1月7日、サンディエゴ・パドレスと2年契約に合意したという。

牧田は2014年オフの日米野球で好投して以来、メジャーリーグのスカウトの間でも「メジャーに来たら面白い存在になる」と注目されていた投手である。

世界中どこのリーグでもアンダースローやサイドスローの投手は圧倒的に数が少なく、現役メジャーではスティーブ・シシェック(カブス)やジョー・スミス(アストロズ)、ブラッド・ジーグラー(マーリンズ)など少数派だ。

日本からアンダースローやサイドスローで「メジャー挑戦」を果たした投手は何人かいて、ホワイトソックスのクローザーを務めたこともある元ヤクルトの高津臣吾(現東京ヤクルト二軍監督)、元北海道日本ハムの建山義紀(現開設者)、メジャー昇格はならなかったものの、米国の独立リーグで主戦投手として活躍した渡辺俊介(現新日鐵住金かずさマジック投手兼任コーチ)らがいる。

35歳でメジャー・デビューを果たした高津を直接取材するチャンスはなかったが、彼が移籍後にホワイトソックスを取材した時、当時のオジー・ギーエン監督がこんなことを言っていたのを思い出す。

「セットアッパーだったシンゴをクローザーに抜擢しようとした時、実は少し反対意見もあったんだ。それは彼が“球の速いパワーピッチャー”という典型的なクローザー像からほど遠い投手だったからだよ」

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