リバプールが14日に対峙するのは、首位を独走するマンチェスター・シティ。今季ここまで22試合無敗、失点わずかに13という堅守を誇る相手からマネやサラー、フィルミーノらがゴールを奪えるか否かで、今度の命運が分かれるといっても過言ではない。 リバプールが勝ち点3を手に入れるために必要なのは、ジョン・ストーンズ、ニコラス・オタメンディら強力DF陣が陣取る守備をこじ開ける術を考えること。フィルミーノに問題がなければ、最前線は彼が陣取るはずだが、2列目は好調のサラーやマネらで勝負をかけた方が面白いそうだ。サラーのゴール前の推進力、得点感覚、フィニッシュの精度の高さは今のリバプールにとって最大の武器と言ってもいい。研ぎ澄まされたナイフのようなアタッカーをうまく使って、得点を奪えれば、勝機を見出せるのではないか。

そのうえで、セルヒオ・アグエロ、ケヴィン・デブライネらアタッカー陣を封じることができれば、クロップ監督の思惑通りの展開になる。リバプールのここまでの通算失点は25とビッグ6の中ではアーセナルの28に次いで多い。そこを改善しなければ、順位を引き上げるのは難しい。マンチェスターC戦はその高い壁に挑む絶好のチャンスだ。 コウチーニョという中核選手を失ったリバプールがどのような戦いを見せるのか。新たな方向性を示すことができるのか。彼らの一挙手一投足をしっかりと見極めたいものだ。

photo

元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

お知らせ

17/18 イングランド プレミアリーグ

J SPORTSでは今シーズンも見どころ満載のプレミアリーグを生中継含め毎節5試合放送。 世界一ハイレベルな戦いをお見逃しなく!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ