はっきり言って、もし、後半の点の取り合いだけを見ていたら、それはゴールシーンだけのハイライトを見たようなものになってしまっていたはずだ。 もう少し踏み込んでいうなら、もしどうしても時間がないなら、前半だけを見るべきなのだろう。

前半の立ち上がりは、両チームともその日の狙いをしっかりと意識しながら、プレーするものだ。両監督が何を考えて試合に入ったのか。そして、個々の選手のパフォーマンスを含めて、どんな展開になるのか、様々な情報を読み取ることができる。

試合時間が経過するとともに、いろいろな変化が起こり、様々なアクシデントに見舞われる。そうしたアクシデントに対する対応なども面白いが、やはり試合の主旋律はキックオフ直後の攻防からこそ読み解くことができるものだ。 そう。どんなに時間がない時でも、やはり試合開始直後の20分はどうしても見ておくべきだ。20分まで見れば、あとは早送りでも、得点シーンだけでも見れば、ゲームの流れは概ね理解できるのではないだろうか。

photo

後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

お知らせ

17/18 イングランド プレミアリーグ

J SPORTSでは今シーズンも見どころ満載のプレミアリーグを生中継含め毎節5試合放送。 世界一ハイレベルな戦いをお見逃しなく!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ