こうして、両者に思惑の違いはあるものの、中盤での攻防はまさに手に汗を握る白熱したものとなった。一方が中盤でボールを奪ってカウンターを仕掛けると、奪われた側も即座に守備に切り替えてボールを奪い返してカウンター返し……。そんな、プレー強度の高い攻防が続いた。

そんな意識の高い中盤の攻防を繰り広げる試合は、往々にして中盤だけで完結してしまいがちだが、この試合の素晴らしかったのは攻防がゴール前の攻防まで連続したことだ。タッチライン沿いのスタンドに座って見ていたら、まるでテニスの試合のように首を左右に振り続けねばならなかったことだろう。 こうして、激しい攻防が続いた前半。それは「逸品」と呼びたいような珠玉の45分間だった。

こうして迎えた後半が、点の取り合いとなったのだ。ホームのアーセナルが先制し、アウェーのチェルシーがPKで追いつき、さらに交代カードをうまく使って逆転。そして、アディショナルタイムにアーセナルが猛攻を仕掛けて同点ゴール……。得点経過を含めて、後半も素晴らしい攻防だった。

だが、連戦の疲労もあって後半には中だるみの時間もあったし、やはりこの試合の白眉は前半の45分間だった。言い方を変えれば、前半のその攻防を見てから後半の点の取り合いを見ることで、ゲームの本質も見えるということになる。

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