大倉颯太

敗れてもなお、光り輝いた。試合には負けたが、それでも「大倉、恐るべし」の印象を強く植え付ける試合だった。ウインターカップ2017第70回全国高校バスケットボール選手権大会は26日に第4日を行い、男子で前回3位の北陸学院高校(石川)は70-76でインターハイ王者の福岡大大濠高校(インターハイ優勝=福岡)に敗れて3回戦敗退となった。

強烈な存在感を見せたのは、北陸学院のエース大倉颯太だ。攻撃ではボールを運び、シュートを決める。守備では、味方がファウルトラブルに陥ると、本職ではないセンターに立って2メートル、97キロのビッグマンに立ち向かった。チームの半分以上となる37得点を挙げ、14本のリバウンドをマーク。最後にファウルゲームを展開するまではファウルも抑えてフルタイムを戦い抜いた。ありったけのフィジカルとメンタルで戦った大倉は、驚異的としか言いようがない、集中力と精度を発揮した。

勝った福岡大大濠は、大倉よりもポイントガードの清水宏記をマークすることで確実に相手の力を弱めようと考えた。だが、もちろん、大倉に好き勝手やらせるわけにはいかない。3人の刺客を放った。1人目は、パワーフォワードの中崎圭斗。2人目は、スモールフォワードの川島聖那、3人目はシューティングガードの上塚亮河。最初の2人はタフな1対1の攻防に持ち込む。あわよくば、相手のファウルを引き出そうというところだ。上塚は、機動力やスティール狙いで大倉がボールを持つ時間を減らす役目を持っていた。直接的に困らせるだけでなく、ゾーンディフェンスなどで大倉の負担を大きくする狙いもあった。

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