チェコ代表として国際Aマッチ105試合出場23得点という輝かしい実績を残した37歳のファンタジスタ、トマシュ・ロシツキー(スパルタ・プラハ)が現役引退を表明した。

ロシツキーと言えば、母国のスパルタ・プラハを手始めに、ボルシア・ドルトムントでブレイク。2006年ドイツワールドカップ直後にアーセナルに移籍したことで知られている。 プレミアリーグにステップアップする前の2004年と2006年に、筆者は幸運にもロシツキーと直接話をする機会があったのだが、彼ほど正直でフレンドリーな外国人選手は滅多にいないという印象を今も抱いている。

2004年の時は日本代表戦が行われたプラハで取材した。この時の日本は久保竜彦の決勝点で1-0でチェコを撃破するサプライズを起こしたが、試合後のロシツキーは「日本が強くていいチームなんでビックリした」と語ってくれた。こちらが拙い英語で話しかけても「自分も英語は下手だから大丈夫」と笑顔で応じてくれた。「そういう謙虚な立ち振る舞いは誰に対しても変わらない」と現地記者も話していたことがある。

 

2006年の時はドルトムントの練習場でドイツ語の通訳を介して話をしたが、「クラブが自分をなかなか移籍させてくれない」と嘆いていた。ちょうど当時のドルトムントは経営難に陥っていて、ロシツキーを高く売らなければならなかったのだが、20代前半のうちにキャリアアップを考えていた本人にとってみれば不運だったに違いない。もう少し早くプレミア、あるいは噂のあったスペインのレアル・マドリードなどに移籍し、よりインテンシティーの高いサッカーに適応できていたら、その後の道のりも違っていたかもしれない。

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