今後の対戦カードを見ると、まず直近の23日にバーンリーとのアウェー戦がある。バーンリーは今季16得点12失点と攻撃そのものは決して迫力はないものの、しぶとく粘り強い守備で6位まで順位を上げてきたチーム。12失点というのは、首位のマンチェスターC、2位のマンチェスターUと同じリーグトップだ。それだけにトッテナム攻撃陣はまたも苦しめられるだろうが、多彩な攻めを繰り出して相手の穴を作ることが肝要だ。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が前線をどういう構成にするかも興味深いところ。マンチェスターC戦はハリー・ケインとソン・フンミンを2トップで並べるところからスタートしたが、頭からゴールを奪おうと思うなら彼らのコンビを継続した方がよさそうだ。

ただ、ハリー・ケインを1トップに据えて、2列目にエリクセンやデレ・アリ、ソン・フンミンを配置するといった形の方がサイドをうまく使えるかもしれない。守備を固めてくる相手への攻略法は外からの攻めを活性化すること。サイドアタックが効果的に出るようなシステムも視野に入れるのではないだろうか。

彼らとしてはこれ以上、上位陣との差を広げられるわけにはいかない。さし当たってビッグ6の誇りと意地に賭けても、次節のバーンリーとの直接対決は絶対に勝ち点3が必要だ。クリスマス直前のスパーズの動向には大いに注目すべきだろう。

photo

元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

お知らせ

17/18 イングランド プレミアリーグ

J SPORTSでは今シーズンも見どころ満載のプレミアリーグを生中継含め毎節5試合放送。 世界一ハイレベルな戦いをお見逃しなく!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ