73kg級には日本から世界選手権の覇者・橋本壮市がエントリー

73kg級には日本から世界選手権の覇者・橋本壮市がエントリー

ワールドランキング上位16名のみが参加を許される(※上位選手辞退の場合以降繰り上がり)IJFワールドツアーの最上位イベント「ワールドマスターズ」が16日にロシア・サンクトペテルブルグで開幕する。この大会の模様はJSPORTSで生中継される。

急遽決まった大会ということもあり1次エントリーの段階で16名が埋まった階級は皆無、開催の意義が問われかねないところだったが、蓋を開けてみれば集った陣容は豪華そのもの。グランドスラム東京直後で派遣選手を絞った(男女合わせて8名)日本勢以外は強豪がほぼ一通り揃ったという印象。なんのかんので、実はここ数年のワールドマスターズの中では間違いなくもっともレベルの高い大会となった。

今夏のブダペスト世界選手権金メダリストからは女子が48kg級の渡名喜風南、57kg級のドルジスレン・スミヤ(モンゴル)、63kg級のクラリス・アグベニュー(フランス)、78kg級のマイラ・アギアール(ブラジル)と4名がエントリー。男子は73kg級の橋本壮市のみだが同大会では日本勢が7階級中4階級を制覇していることを考えれば、銀メダリストの参加がオルハン・サファロフ(60kg級・アゼルバイジャン)、ミハエル・プルヤエフ(66kg級・ロシア)、ルスタン・オルジョフ(73kg級・アゼルバイジャン)、ヴァーラム・リパルテリアニ(100kg級・ジョージア)、ダビド・モウラ(100kg超級・ブラジル)と実に5名に上ることで今大会のレベルの高さがわかるはずだ。ブダペストでは大荒れだった81kg級と90kg級も本来の主役たちが参加して、様相はまさしく世界選手権決勝ラウンド並みである。ちなみに五輪と世界選手権の金メダル経験者はガンバット・ボルドバータル (60kg級・モンゴル)、ハサン・ハルモルザエフ(81kg級・ロシア)、エルハン・ママドフ(100kg級・アゼルバイジャン)、ムンフバット・ウランツェツェグ(48kg級・モンゴル)、ラファエラ・シウバ(57kg級・ブラジル)、オドレイ・チュメオ(78kg級・フランス)、マルヒンデ・フェルケルク(78kg級・オランダ)、イダリス・オルティス(78kg超級・ブラジル)。前述の今年度王者6名を併せて実に14名の世界チャンピオンが入り乱れる2日間。「年1回のオールスター戦」というこのイベント本来の趣旨にふさわしいビッグマッチが久々実現したと言っていいだろう。

もはや注目階級を挙げるのは至難の業だが、男子はリパルテリアニらランキング上位7名が顔を揃え、かつ業師ジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)やシリル・マレ(フランス)らこれはという面白い選手が過たず顔を揃えた100kg級と、現在「打倒リネール」の観点から階級最注目選手であるグラム・ツシシビリ(ジョージア)が上位選手と切り結ぶ100kg超級をお勧めしたい。女子はドルジスレンに芳田司、シウバにエレン・ルスヴォ(フランス)と役者が揃った57kg級、一段抜けた力を持つアギアール降臨で一気に沸き立つ78kg級が面白い。

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