岡崎だけではない。香川真司(ドルトムント)もペーター・シュテーガー新監督体制初戦だった12日(日本時間13日早朝)のマインツ戦で自身の今季3点目をゲット。2−1の勝利の原動力となり、現地メディアに高く評価された。試合を決めた終盤の得点シーンを見ても、70m近い走りを見せた結果、ゴール前に飛び込んでいて、「アグレッシブさに欠ける」と言われた以前の彼とは全く違う印象を残している。

さらに、本田圭佑(パチューカ)もFIFAクラブワールドカップでヴィダード・カサブランカ戦、グレミオ戦でトータル240分間をフルにプレー。ゴールこそ奪えなかったが、体のキレや鋭さは完全に戻り、本来の彼らしいパフォーマンスが随所に見られた。本田自身も手ごたえをつかんだ様子で、6か月後の2018年ロシアワールドカップ本大会に向けスパートをかけるつもりだろう。

「ビッグ3」の復調が顕著な今、ハリルホジッチ監督は一体どのような感想を抱いているだろうか。目下、開催中の2017年東アジアカップ(E−1選手権)では小林悠(川崎)や伊東純也(柏)らがいいアピールを見せているが、世界トップの中で堂々たる仕事を見せている岡崎らのインパクトにはどうしても及ばない。もちろん彼らもいい選手ではあるが、果たして世界基準と照らし合わせるとどうだろうか。 いずれにしても、岡崎にはワールドカップの舞台で戦えるアタッカーであることを実証すべく、ここから先もゴール量産を強く求めたい。

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元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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