2014年ドラフト2位指名、大きな期待を背負ってドラゴンズに入団するもわずか3年で生活は一変した。プロの洗礼、左手の手術、育成契約。自らが思い描いたプロの日々とは180度違う日々が待っていた。

今年つけた背番号は「202」番。過去、2年間で1軍登板はわずか1試合。左手の中指の下には手術した傷跡が残る。

浜田智博は「手術前は、はっきり言って痛かったです。投げる以前に指を曲げ伸ばしするだけでもギシギシ音がしている感じ。引っかかっているなと。投げる瞬間指を叩けない。痛いからついボールを逃がすように投げてしまって…。強いボールはいきませんでした」と振り返る。

育成契約でのリハビリ。辛い日々だった。ボールが投げられるようになってから少しではあるが光がさした。

「しっかり指でボールを叩けるようになってきています。何より痛みが無いのが大きいです。まだ後遺症で左の中指が伸びきらないんですが、手術前に比べたら全然違います」と話す。

そんな中、今年7月ドラゴンズは浜田智博を四国アイランドリーグPlusの香川オリーブガイナーズに派遣する事を発表した。

「プロ野球に比べたら厳しい環境ですよ。でもそんな中、いつかプロに入ってやるとギラギラした同世代の選手もいて、刺激になりましたね」。

香川の選手の大半はワンルームに一人暮らしだ。チームのグラウンドはない。2時間のレンタルグラウンドで練習をする。遠征試合も宿泊はない。徳島の2連戦でもバスで2時間かけて行き、試合が終われば一度帰ってくる。

また翌日、2時間かけて徳島に向かう。もちろんクリーニングはない。アンダーシャツ、ユニフォームは帰宅後自分で洗濯し、乾燥機にかけ、次の日の試合に間に合わせる。全てがプロ野球とは違う環境、そこに浜田は3ヶ月身を置いた。

「自分は恵まれている。手術をして下を向いている場合じゃないと。3ヶ月ですが本当に自分には大切な時間でした」と話した。

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