「J SPORTS」が電気自動車のフォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」をテレビ中継することになりました。いよいよ12月2日(土)、3日(日)に中国・香港市街地の「Hong Kong ePrix」からスタートする「シーズン4」(2017年〜18年)を全戦放送。日本人ドライバーの小林可夢偉が開幕からの3レースに参戦することが決定したフォーミュラEの香港ラウンドを12月2日(土)3日(日)に開催される予選、決勝ともに「J SPORTS」ではライブでオンエアします。(※J SPORTSオンデマンドでの配信はございません)

2014年から始まった「フォーミュラE」。このレースには既存のレースにはない特徴的な要素が盛り込まれています。まず、今シーズンは早くも4シーズン目となるわけですが、2017年〜18年と年をまたいで開催されるのも「フォーミュラE」の大きな特徴と言えるでしょう。シーズン4は今回の香港からスタートし、モロッコ、チリ、メキシコ、ブラジル、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、アメリカ、カナダと全11カ国で開催。今回の香港(香港市街地)、アメリカ(ニューヨーク)、カナダ(モントリオール)の3ラウンドが2レース制となり、全11ラウンド14戦でチャンピオンを決定します。

2014年〜15年のシーズン1はまだ電気自動車のレースという概念がそれほど注目される前でワンメイクレースとして開催されましたが、シーズン2からはパワートレインの開発が認められており、近年は数多くのマニュファクチャラーが独自のパワートレインで参戦するようになってきました。シーズン4からはアウディがワークスとしての参戦になることに加え、来季以降はポルシェ、メルセデス、日産など名だたる自動車メーカーがワークス参戦を表明しています。

この急激な盛り上がりの背景に、ヨーロッパにおける内燃機関(エンジン)自動車の将来的な販売禁止の流れがあります。法律改正が行われる前に次世代自動車でのシェアを拡大しようと、ヨーロッパの自動車メーカーはCO2を排出しない「ゼロエミッションカー」の開発にベクトルを向け、その中でもEV(電気自動車)に注力。まさに自動車メーカーのトレンドと「フォーミュラE」のフォーマットが合致し始めているわけです。

また、現在はシャシー(スパーク)、タイヤ(ミシュラン)、バッテリー(ウィリアムズ)がワンメイク(全車同一)という規定のため、開発が自由なのはパワートレイン(モーター、ギアボックスなど)の部分。空力面や車体、エレクトロニクスの部分を含めて開発が行われるF1やWECなどに比べると、比較的低コストで参戦できることも自動車メーカーの呼び水となっているのです。来季のシーズン5からはシャシーやバッテリーなどが新規定となるため、このタイミングに合わせて自動車メーカーやエレクトロニクスを得意とする企業がこぞって参戦を表明。まさに「フォーミュラE」は波に乗り始めたといった感じですね。

お知らせ

FIAフォーミュラE選手権 17/18
全14戦を生中継中心に放送!新時代のモータースポーツを見逃すな!


2014年から始まった国際自動車連盟(FIA)が主催する電気自動車のフォーミュラカーレース。17/18シーズンはアウディやルノー、ジャガーなど自動車メーカーを含めた全10チーム、20名のドライバーがしのぎを削る。最先端の技術とドライバーの融合は必見! 世界が注目する最先端のレースを全戦放送。

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