ノース・ロンドンの勢力図は書き換えられたのか。その検証となる大一番だ。

昨シーズン、トッテナムは22季ぶりにアーセナルより上の順位でシーズンを終えた。フランスの知将がアーセナルにやってきて以降、常に煮え湯を飲まされてきたスパーズが、ようやく宿敵を見下ろす位置に立ったのだ。ノース・ロンドンの力関係は、間違いなく変わりつつある。

その勢力図を語る上で、今季に限っては実際の地図も確認が必要だ。これまで両クラブ(本拠地)間の距離は6kmだったが、今季はスパーズがウェンブリー・スタジアムを間借りしているため距離は倍の12km。アーセナルが1913年にイースト・ロンドンから移転してきて以降で、最も離れたノース・ロンドン・ダービーとなる。ちなみに、ウェンブリーはロンドン北西部にあるため、今回も「ノース・ロンドン・ダービー」という呼び名に偽りはない。

地理の問題が片付いたところで、次は数学の問題へ。今月のイングランド代表メンバーは、両チームの現状を如実に反映していた。好調トッテナムからは、クラブ別で見ると最多の6選手が選出されたのだ。そのうちケイン、アリ、ウィンクスの3名は怪我で辞退したが、「6-3=3」で3名が親善試合のピッチに立った。一方のアーセナルはというと、常連のダニー・ウェルベックが怪我だったこともあり0名……。ウォルコットは1年前から呼ばれなくなり、代表復帰が期待されたウィルシャーも「アーセナルで主力じゃないし…」と代表監督のお眼鏡にかなわなかった。5年前に、ウィルシャー、ラムジー、オクスレイド=チェンバレン、ギブス、ジェンキンソンの5名と契約更新を行い、「これからは英国選手を主軸に」と自慢気に語っていたヴェンゲルの目論見はご破算に終わった。

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