リールで行われた日本対ブラジルの親善試合では、ビデオ判定が導入された。同日にパリでフランス対ウェールズの親善試合があったため、本来ならば同じ日に同じ国で、Aマッチを開催することはできない。しかし、フランス協会側から日本対ブラジルをビデオ判定の試験導入の場とすることが提案され、特別な了解があったそうだ。日本にとっても、ブラジルにとっても、願ったり叶ったりの良い経験になった。

はっきり言えば、ビデオ判定は嫌いだ。フットボールから感情が減る。このスポーツのいちばんの魅力は、一流のプレーでも、技術でも戦術でもなく、がむしゃらに高ぶる感情の渦。そう考える人間にとって、ビデオ判定に水を差されたときの違和感は拭い去れるものではない。最大の魅力を減らしてしまったスポーツが、果たして10年後、20年後も人気スポーツであり続けるだろうか。

あるいはオン・フィールド・レビューを廃止し、試合の中断を数秒で済ませることができれば、我慢できるレベルになるかもしれない。しかし、主審が直接モニターを確認することで、判定の精度を上げ、選手や監督にピッチ上で判定理由を説明できるのは、大きなメリットでもある。

仮にオン・フィールド・レビューを廃止するとしよう。その場合、主審はVAR(ビデオ副審)のインカムを通したアドバイスのみで決断に至るため、判定の精度は下がる。スピードを重視するなら、ビデオ判定であっても時には細かいところで間違う可能性があることを受け入れなければならない。

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