昨年の大学選手権で関西代表として出場した両校が、今年も「リベンジの舞台」への出場権をかけて凌ぎを削る。

京産大に押し込まれたスクラム(昨季)

11月5日(土)12時より鶴見緑地球技場(大阪府)にて、関西大学ラグビーAリーグ第5節が行われる。今リーグでも注目のひとつである同志社大学 vs. 京都産業大学の一戦だ。

ここまで4戦全勝の京産大は強みのFW(フォワード)陣を存分に生かし、他大学を圧倒している。雨天での試合では、京産大にとっては有利な試合展開が続いた。

昨年は開幕2連敗から立ち直り、怒涛の5連勝で大学選手権を勝ち取り、今年はその当時のメンバーが多く残っている。接戦での勝負強さには定評がある。

その実力を見せたのは第3節での立命館大学戦。台風21号の影響で大雨の中で行われた試合は、両チームがロースコアにもつれ込む展開。

京産大はスクラムが強みである立命大を押し込み、自分たちのペースに持ち込んだ。ブレイクダウンでも強さを発揮し、徐々に敵陣に入っていくスタイルを貫いた。得点した2トライはいずれもFW陣で起点を作ったトライだった。

また、第4節の関西学院大学戦では、後半ロスタイムに12点差を逆転するミラクルを起こした。80分が経過し、ロスタイムの4分に入った直後。敵陣奥深くでラインアウトを獲得すると強みのモールで押し込み、ゴールも決めて5点差。

続くキックオフ直後には、途中出場の22番山内がラインブレイクし、CTB(センター)田畑から大外のWTB(ウィング)濱田へ渡り、3人を抜き去ってインゴールへと駆けこんだ。角度のあるコンバージョンキックもFB(フルバック)河野が沈め、逆転勝利を収めた。

FWばかりに注目されがちな京産大だが、BK(バックス)陣にも注目だ。トライランキングでは第4節終了時点で、WTB濱田が6トライで1位。安定したFW陣から供給されるパスを得点へと確実に結びつける決定力を持つ。

また、CTB坂本のスピードと突破力は健在。昨年の大学選手権の対明治大学戦で見せた約80mの独走トライは記憶に新しい。得点ランキングでもFB河野が44点で1位。キック精度も抜群で、接戦に強いのにも頷く。

しかし、課題はディフェンスにある。4連勝ではあるが、総失点数は現在87点で同志社の総失点数82点をわずかに上回っている。

得点力で何とか上回り、勝利こそ収めているが、タレント揃いの同志社相手にどこまで失点を防ぐことができるかが、京産大のフォーカスするところだろう。

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