クリス・フルーム(イギリス、チーム スカイ)の3連覇で幕を閉じた、今年のツール・ド・フランス。あれから約3カ月の時を経て、ツールの熱気が日本へとやってくる。

今年のツールといえば、ドイツ・デュッセルドルフで開幕し、ベルギー、ルクセンブルクとめぐって、本来の舞台であるフランスへと進んだ。人々の熱狂はリレーのごとく、国から国へとバトンタッチ。今度は日本の人々がヒーローたちの競演に酔いしれる番だ。

2013年に始まった「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は、今年で5回目。まだまだ歴史が浅いとはいえ、年々スケールアップしながら大会を成功へと導いていった。その年のツールで活躍した選手たちを招待し、日本文化に触れながら、レースではトップライダーならではの走りを披露する場としてすっかり定着した。

今回ももちろん、さいたま新都心の高層ビル群の中にコースが設けられる。世界に誇る日本の都市機能と、伝統を重んじるツールのエッセンスが融合する。そして、非日常のスピード感を目の当たりにできる絶好のチャンスでもある。

レースで使われるコースは、2年ぶりに刷新された。それでも、テクニカルなコーナーやシケイン、ハイスピード時には時速50kmにも60kmにも達するといわれるストレートは健在だ。なかでもハイライトとなりそうなのは、約300mに及ぶ最後のストレート。接戦となれば、白熱のゴールスプリントになることは必至だ。

そんな新しい周回コースを生かすべく、今年はレースシステムをリニューアル。各チームから1人ずつがエントリーする「スプリントレース」は、1周回で勝負が決まる緊張度の高い競技。実際のレースはフィニッシュ前約1kmからの攻防となり、どのタイミングでスプリントを仕掛けるかなど戦略性が要求される。

これまで行われてきたタイムトライアルは、チーム戦へと変化(女子選手、男子ジュニア選手、パラサイクリング選手は個人タイムトライアル)。1チーム3選手が約2.5kmをどのくらいのタイムで走れるかにトライする。空気抵抗を最小限にとどめるべく、選手たちが先頭交代のローテーションを行いながら進むテクニックに魅了されることだろう。

そして、花形のクリテリウムメインレース。こちらは海外招聘選手・国内参加選手全員が出場。19周回で1着を争う。今回実施される中では、ツールなどで目にするレースに最も近い競技のがクリテリウムといえるだろう。クリテリウムは、短い距離のコースを周回して争われる競技。この大会では、ポイント賞や山岳賞も設けられるほか、万が一メカトラブルなど不測の事態が発生した際はピットゾーンでバイクを修理し、当初走っていた集団へと再合流できる、といったクリテリウム独自のルールが適用される。

お知らせ

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