「何を今さら」という声もあるだろうが、イングランドにおいて、フットボールはただの娯楽ではない。それは意地と意地、プライドとプライドを巡る本気の戦い。だから、日本に住んでいる我々でさえ熱い思いを抱くイングランドのダービーマッチを当事者として迎えた場合、いったいどれほどの興奮で試合当日を迎えるのかなど皆目見当もつかない。どんな気持ちなのか知ってみたいが、それは我々をイギリス人に生んでくれなかった神様を恨むしかない。

ロンドンには数多くのフットボールクラブがあるが、その代表的なクラブはと聞かれれば、やはり数多くの人はチェルシーやアーセナルの名前を挙げるだろう。いの一番にクリスタルパレスやワトフォード(まあ正確にはロンドンに近いだけなので仕方ないが)の名前を挙げるのは彼らのファンか地元の人くらいなものだ。

でも、ダービーに知名度は関係ない。言ってしまえば、実力だって関係ないのかもしれない。あのパレスがチェルシーに勝てたのも、ダービーに燃えるセルハースト・パークの大声援が最高の後押しをしたことによる影響が多分にあるはずだ。

敗因はいろいろあるにしても、結果的にパレス戦は、今ひとつ波に乗りきれない王者の今シーズンを象徴するような敗戦になってしまった。最近は生まれ変わったシティに完敗、代表ウィークを挟みながらもパレスにも負け、ホームでローマと対戦したCLではアザールの今季初ゴールが飛び出し2-0でリードしながら、その後一度は逆転まで許してしまった。アザールがもう一発決めなんとかドローに持ち込んだものの、先行きには非常に不安の残る内容が続いている。

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