手放しでは喜べない勝利だった。10月1日(日)、秩父宮ラグビー場で行われた関東大学対抗戦の慶應義塾大学と成蹊大学の一戦は、61-7で慶應義塾大学に軍配が上がった。

大差での勝利だったが、格下の相手に対し満足のいく内容とはならなかった。

試合は開始早々から動いた。2分、相手のミスからボールを奪うと、そこからフェーズを重ね、最後はFL(フランカー)川合秀和(総2・國學院久我山)が飛び込んで幸先よく先制。

さらに6分には再び相手のミスにつけ込み、CTB(センター)栗原由太(総2・桐蔭学園)が、10分にはマイボールラインアウトから中央へ展開しPR(プロップ)吉田雄大(総4・秋田)がトライ。序盤から猛攻を見せる。

何度もゲインを切ったWTB金澤

リズムに乗った慶大は、さらにトライラッシュ。19分にはゴール前でのスクラムから最後はWTB(ウィング)金澤徹(商4・慶應)がグラウンディング。

30分には左右に相手を揺さぶりFL中村京介(文4・明和)が、39分にはSO(スタンドオフ)堀越貴晴(総4・茗溪学園)から技ありのロングパスを、WTB宮本瑛介(経3・慶應)が大外で受けトライ。

「自分たちのやりたいことができた」。LO(ロック)佐藤大樹(総4・桐蔭学園)の言葉通り、前半は成蹊大を圧倒し、40-0で折り返した。

しかし一転、後半に入り歯車が狂い始める。接点で低くプレッシャーをかける成蹊大のディフェンスに対し、ハンドリングエラーやペナルティが増え、決定機を作ることができない。

13分にようやく後半最初のトライを奪うも、敵陣に攻め入れない苦しい時間は続く。すると29分、ゴール前で粘り強くアタックを仕掛けられ、最後は耐えきることができずにこの試合初めての失点を許した。

試合終了間際に2つのトライを奪い返し、最終的には61-7と差をつけたものの、後半の試合運びには後味の悪さが残った。

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