昨年の最下位から逆襲を誓う関西大学ラグビー部。リーグ初戦は、持ち味のシャローディフェンスがしっかりとはまり、鮮やかな逆転劇で白星発進となった。

「ミスでやられた」。開幕戦独特の硬さから前半18分までに3つの被トライで17点のビハインドを背負う。しかし、ピッチ上の15人はいたって冷静だった。

PR(プロップ)藤井拓海主将(人4)は「危機感よりも、ディフェンスからトライにつなげられたらひっくり返せると思っていた」と振り返る。

開幕戦に向けて120パーセントの準備で照準を合わせてきた関大。自分たちのラグビーに自信があった。

紫紺のフィフティーンの反撃は、持ち味のターンオーバーからだった。20分だ。近畿大学陣深くで相手にプレッシャーをかけ、ボール奪取に成功すると、素早くラックを形成。

この日2トライの吉田陸

藤井拓がボールを持ち出すと、SO(スタンドオフ)北田圭史(文4)、FB(フルバック)竹中太一(商4)と展開する。最後は、左の大外で待っていたWTB(ウィング)吉田陸央(政策4)が相手を振り切り、インゴールに飛び込んだ。

その後も関大は攻め手を止めない。SH(スクラムハーフ)木下皓太(人3)の球出しのテンポが上がり出した31分、敵陣22檀婉瓩乃点を作ると、再び藤井拓が縦を突く。

ここにサポートしていたHO(フッカー)西勇樹(人3)がステップで相手をかわすと、パワフルなランでトライを決め、5点差に迫った。

「自分たちのラグビーが展開できた」(藤井拓)。エンドが変わった後半は完全に関大のための40分間だった。

前へとプレッシャーをかけるディフェンスを披露すると、近大もミスを連発する。徐々に近大陣でのプレーが増え出した10分。ゴール前左10mでラインアウトを獲得する。

西のスローをLO(ロック)高井杏輔(社1)がクリーンキャッチし、そのままモールにつなげると、最後尾でボールを持っていた西が抜け出しこの日2トライ目。難しい角度のコンバージョンも北田がしっかり沈め、19-17と逆転に成功した。

その後、木下、吉田陸が立て続けに5ポインターとなりダメ押し。最後まで攻める姿勢を貫き戦い続けた。

また、関大伝統の粘りのディフェンスも随所で飛び出し、後半は近大を無得点に抑える。終始主導権を握ったまま、33-17でノーサイドの笛を聞いた。

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