チャン・インターナショナル・サーキット

四回目の開催になるタイ ブリーラムにあるチャン・インターナショナル・サーキットに於けるスーパーGT第7戦から帰って参りました。空の移動約6時間。陸路で4時間から6時間。初開催の時は陸路で8時間かかったので、タイの道路事情も良くなって、行きは4時間強でバンコクの空港からサーキットまで到着するようになりましたね。でも、片道10時間から12時間の移動はかなりきつかったっす。

今年のタイは、天候が不順で予選、決勝共にウエットコンディションでセッションが始まるという初の出来事がありました。それも、セッション中は小雨であったのは救いでしたけれど、スコールが通り過ぎる最中は、南国特有の大雨状態でした。

ご存知でしょうが、タイは昨年、君主、プーミポン・アデゥンヤデート国王が逝去しました。タイの王朝ラーマ9世で開かれた王室を実践して国民からとても敬愛される国王だったそうです。昨年のSGTタイラウンドはその逝去の直前でした。サーキットの最終コーナーの外側にはとても大きな看板があって、そこに【LONG LIVE THE KING】 <国王、長生きして下さい>と書かれていました。その看板も今年は、全て白塗りになっていました。バンコクからブリーラムに向かう街道の脇には国王の逝去を悼み喪に服する意の看板が多く見られました。

テレビではずっと前国王の生前の様子を放映していました。そしてテレビ番組のMCやキャスターは皆喪服を着用していましたね。

実は、今年のタイラウンド開催に向けて少し心配していました。10月末に国葬が行われるためにモータースポーツに対するネガティブな感覚が芽生えているのではないかと…。しかし、それは危惧するには及びませんでした。

日本とタイの皇室と王室の交流、昭和天皇以降、今上天皇、そして秋篠宮との交流の模様もテレビで放映されていて、両国の交流の歴史を感じた次第。同じく、日本から来たモータースポーツシリーズへの理解と交流ができたことをうれしく思いました。

今週末は、WEC富士6時間レースです。LMP1クラス、トヨタとポルシェ対決を国内で見られる最後のチャンスです。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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