人心掌握は難しい──。

ユベントス、ACミラン、レアル・マドリード、チェルシー、バリ・サンジェルマンといった名だたる強豪に数多くのタイトルをもたらし、世界的な名将のひとりに数えられるカルロ・アンチェロッティが、9月28日にバイエルン・ミュンヘンを追われた。

解雇の理由は主力選手との対立だ。起用法、戦略・戦術をめぐってフランク・リベリ、アリエン・ロッベン、マッツ・フンメルス、ロベルト・レバンドフスキ、キングズレイ・コマンとそりが合わず、その結果バイエルン上層部は、監督ではなく選手を選んだ。レバンドフスキはSNS、フンメルスはメディアを通じてアンチェロッティとの別れを惜しんだが、彼らの関係がギクシャクしていたことは周知の事実である。

なお、後任の最有力候補はホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマンであり、次点は昨シーズンまでボルシア・ドルトムントを率いていたトマス・トゥヘルだという。前者は最新鋭のテクノロジーを駆使し、まだ30歳。バイエルンの主力を従わせるオーラは身にまとっていない。後者は人心掌握でミスを犯し、ドルトムントを解雇された。いや、バイエルンのような伝統・格式を誇るチームにふさわしい監督は限られ、在野にも適当な人材は見当たらない。現時点では、ウィリー・サニョル暫定体制で様子を見るしかないだろう。

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