ニューカッスル vs. リヴァプール

思い出とは、往々にして美化されるものである。最後にリヴァプールが獲得した「輝かしい」タイトルといえば、あのイスタンブールでの決勝戦まで遡る必要がある。その間には忘れたいこともたくさんあったし、忘れたい監督だってたくさんいる。逆に、嬉しかったことは、いつまででも覚えていられる。

だから、リヴァプールのファンが、タイトルに心から飢えているスカウザーたちが、いつまで経っても守備の穴を改善しない(できない?)ユルゲン・クロップに首を傾げたくなるのも仕方ないことだろう。彼らの経験則からすれば、クロップが持つフレンドリーな人間性はタイトルを取るための必需品とは言えないし、より必要なのはチャンピオンズリーグ優勝の翌年に23歳のペペ・レイナを連れてこられるような、慎重かつリアリスティック、それでいて先見の明のある思考なのだろう。

レッズにやってきた13年前からずっと、ラファ・ベニテスはリヴァプールに居を構えている。さすがにミラノやナポリ、マドリードには単身赴任していたが、今は毎朝リヴァプールからニューカッスルに通勤している。リヴァプールでの監督時代を「忘れられない思い出」だという彼だが、ファンの集う掲示板などで(最近盛んに語られる)クロップの後任候補の話になると、ベニテスの復帰を望む声が未だに多いのだという。

しかし、それは夢物語で終わる運命にあるようだ。なぜなら、彼は今、別の熱き男たちから、絶大な支持を得ているからだ。

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