そんな状況にさらに追い討ちをかけるかのように、今節も強敵が待ちうけている。パレスファンの皆さんは、また「ゼロ行進」を覚悟した方が良いかもしれない。というのもマンチェスター・ユナイテッドはここまでリーグ最少の2失点、ホームに限ると未だゴールを許していないのだ。2年目のモウリーニョの下、ユナイテッドは鉄壁の守備網を構築しており、これを未だ無得点のパレスのアタッカー陣が打ち破るのは極めて困難かもしれない。

加えてユナイテッドは攻撃陣も強力。その中心にいるのが新9番のロメル・ルカクである。ベンテケとは違い、こちらのベルギー人ストライカーは絶好調。ここまでリーグ戦6試合中5試合で得点を挙げており、6ゴールはリーグトップ。チャンピオンズリーグのCSKAモスクワ戦でも2ゴールと、持ち前の得点能力を新天地でも遺憾なく発揮している。

そしてユナイテッドにはもう1人忘れてはならないベルギー人がいる。それは指揮官が「あなた方が想像するよりもはるかに重要な選手」と語るマルアン・フェライニである。ラフプレーが目立ちがちな同選手だが、モウリーニョは彼を高く評価し、重用している。その期待に応える活躍をフェライニも見せており、前節サウサンプトン戦では決して速いとは言えない足でピッチを駆け回り、攻撃に守備にと奔走。チーム最多のパス本数、空中戦勝利数を記録するなど、ケガで離脱中のポグバの穴をしっかり埋めている。

こうして好調なベルギーの2名が屋台骨を支えるユナイテッドが、この試合も有利に進めると予想される。ただ1つアウェイチームにとって朗報なのは、フェライニが足首の負傷でミッドウィークのモスクワ遠征に帯同せず、週末の試合での出場も不透明なことか。かつてモウリーニョは「彼がいないとチームが弱く感じる」とフェライニを評していたが、それが現実のものになることをパレス関係者全員が心から望んでいるかもしれない。

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フットメディア
Foot!でもお馴染み、スポーツコメンテイター西岡明彦が代表を務めるスポーツメディア専門集団。 語学が堪能で、フットボールに造詣が深いライター陣のコラムは、様々な媒体において高い評価を得ている。 J SPORTSでは、プレミアリーグ中継やFoot!などの番組演出にも協力している。

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