2018年ロシアワールドカップ出場権を手にした日本代表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「我々は第3段階に突入した。これが最も厳しく難しい段階。最もエキサイティングでもある」と話したが、本大会までにチームを底上げしなければ2014年ブラジルの二の舞になる可能性は少なくない。10月のニュージーランド(6日=豊田)・ハイチ(10日=横浜)2連戦では本田圭佑(パチューカ)や岡崎慎司(レスター)らベテラン勢の招集を見送り、これまで出番の少なかった面々にチャンスを与えていくというが、それは確かに必要な過程と言っていい。

そのメンバー発表会見が行われた28日、ハリルホジッチ監督が熱を入れたのは、選手1人1人の名前を説明することではなく、「日本人の多くの指導者がポゼッションに強迫観念を持っている。ポゼッションが全てではない」という持論を展開することだった。

就任当初からデュエルを前面に押し出し、ボール支配よりデュエルの勝利、そこからダイレクトにゴールへとつなげる合理的なスタイルを志向してきた指揮官にとって「ボールを回してナンボ」という価値観が根強い日本の価値観は納得できないものだったようだ。

そこで改めて会見の場でわざわざ27日のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)・パリサンジェルマン(PSG)対バイエルン戦のデータを持ち出して、そういう話をしたのである。この試合のボール支配率は、PSGが37.6%、バイエルンが62.6%。パス本数は前者が368本だったのに対し、バイエルンは568本と大幅に上回っている。しかしながら、デュエルの勝率でPSGが57.4%と圧倒的に上回ったのが、3−0の勝利の最大の要因だったと指揮官は見ている。

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