ピエール・ガスリー

スーパーフォーミュラ選手権第6戦、菅生のレースが終わって、いきなりワールドステータスの話題が複数舞い込んできましたね。まずは、F1参戦の噂が真実みを帯びてきたピエール・ガスリー選手。第4で初優勝を達成すると第5戦で連勝、今回の菅生でも2位に入る大活躍、シリーズランキング2位に躍進しています。

J SPORTSの番組としても当然、F1への参戦が何時なのかは注目の話題。インタビューのチャンスでは必ずF1参戦の時期等を聞いた。しかし、彼の口からは具体的な時期が明かされるわけもなく「現在は、スーパーフォーミュラに専念したい。ボク自身が決定権を持っているわけではないからね。ランキング2位だし、チャンピオンを獲得したい」とコメントしていました。その数日後にマレーシアGPへの参戦が正式発表されて、<やはり>という感じです。スーパーフォーミュラの最終戦、鈴鹿への参戦を聞いた時「出たい」と言っていたガスリー選手。現状では、F1参戦が実現しても鈴鹿の最終戦には出てくれそうですね。彼のF1デビューを果たすトロロッソの代表、フランツ・トースト氏は、かつてラルフ・シューマッハー選手のマネージャー。ラルフ選手が全日本F3000選手権に参戦に参戦中は、共に日本で暮らしていた人物。ガスリー選手が今年のスーパーフォーミュラのチャンピオンに輝くことになると、何か日本の国内トップフォーミュラとトースト氏の<縁>を感じますね。

アンドレ・ロッテラー

さてもうひとつ。
菅生のレースを終えて、即会場を後にした外国人ドライバー。勝てるレースを自分のミスで失ってしまったアンドレ・ロッテラー選手。現場でコメントを取れなかったので、月曜日の午前中に電話して会話。菅生での順位後退やドライブスルーペナルティーを受けた原因等を聞いた後に、「富士のWECまでゆっくりと東京に滞在できるのだろう?」の問いに。
「いや、今晩、ヨーロッパに飛ぶんだ」
「何しに?」
「フォーミュラEのシミュレーターでトレーニングさ」
「出るの?」
「まあね」
「正式に決定したの?」
「正式発表は、まだだね。まあ、自分にとって新たなチャレンジになるかも」
「アンドレ、失礼だけれど、フォーミュラEのレースはアンドレのレーススタイルには合わないのじゃないかな」
彼は、応えずに笑っているだけでした。
そして、26日に彼の参戦も正式に発表されたのでした。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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