主将としてチームを引っ張る喜連

昨年、関西Aリーグでは惜しくも4位となり、悲願の全国出場は果たせなかった。しかし、今年は卓越した理論と高校からのリーダーシップで定評がある主将・喜連航平(経営4=大阪桐蔭)を筆頭として、関西制覇へ挑む。

「ラグビ―は接触プレー(ブレイクダウン)は避けられない。そのブレイクダウンを制するということが近畿大学の生命線です」。

昨年の結果を受け、少しでも前へ行き、少しでも早くボールを出してBK(バックス)に供給することを意識してトレーニングを積んできた。

だが、このトレーニングを毎度100%の力でするため、選手の膝に負荷がかかる。そのため今年6月にはけが人が続出し、中島茂総監督が当初構想していたFW(フォワード)8人中、7人が負傷で戦線離脱した。

現在では負傷した7人のうち、3人が万全な状態とまではいかないが練習に復帰している。「ないものねだりはできないので、今いる選手たちが、あと自分の力+10%を出して、けが人のためにもプレーをするということですね」と中島総監督は語る。

近大ラグビー部の持ち味といえば「タックルの強さ」と「コンタクトの強さ」である。今年、BK(バックス)は主将・喜連を中心とした非常に技術力の高い選手が揃った。

また、彼らのことを「関西の中でも上位3位に入るぐらいの実力を持っている」と中島総監督は太鼓判を押す。その中でも4年生は喜連ただ一人。

あとは2・3年生が中心となるが、その若さを生かしてプレーをすることができれば上を目指すことは十分可能だ。さらに今年は、昨年の公式戦を経験している選手が多いため、近大ラグビー部にとって強大な力となるだろう。

今年の春季トーナメントはここ近年にないぐらい調子が良かった。準決勝では、実力のある天理大学と35-35の引き分け。

決勝では京都産業大学に敗れはしたものの、ワントライ差で近大が同点となるトライかと思われたが、インゴールでノックオンしたということからすると、全くイーブンではあった。

この調子が良い要因を中島総監督は「攻撃、ディフェンスをパターン化してしまうのではなく、今年は個人の判断力、相手が予期せぬ動きを採用している」と考えを示した。それが功を奏し、得点アップに繋がったのだ。

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