日本最古の定期戦が5月4日、東京都・秩父宮ラグビー場で行われた。第107代主将・野中翔平組、最初の対外試合だった。相手は慶應義塾大学。試合は得点の奪い合い。接戦を制した同志社に軍配が上がった(○55-40)。

続く、早稲田大学との定期戦では4トライをあげ、キッカーのCTB(センター)光部修平(4年)が難しい角度のコンバージョンゴールを全て沈め、こちらも接戦を制した(○28-19)。今年もまた大学選手権上位にいける。誰もが確信していた。

しかし、ラグビーは甘くなかった。思い知らされたのは、5月28日の京都府ラグビー祭での対立命館大学。関西リーグでも対決する相手に敗北した(●28-39)。敗因は全て「FW」にあった。

スクラムを組む同志社FW陣

スクラムで優位に立てず、立命大に何度も押された。得意の展開ラグビーに持ち込めず、紺グレが今季初めて俯いた。

一度突かれた弱点は浮き彫りになっていく。続く、大東文化大学、京都産業大学、天理大学にもFW(フォワード)戦で圧倒され、黒星。今年は大丈夫なのか。いつしか周りの評価は変わっていった。

夏合宿、同志社は北海道・北見に拠点を置き、強化に励んだ。「FWの強化」。今年度から監督に就任した萩井好次監督、FL(フランカー)野中翔平主将も同じ目標を語った。

合宿での筑波大学との強化試合がターニングポイントだった。結果は12-54で負けたが、ある目的があった。筑波大戦で初スタメンを飾ったPR(プロップ)中村海輝(2年)はこう語った。

「負けてもいいから、FWはとにかく、スクラム、モールと合宿でこだわってやってきたことをやれと、監督もおっしゃっていた」。

集中力の全てをセットプレーにかけたといっていいほどの試合だった。そして、その成果は、少なからず、選手たちも感じていた。

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