二度はあっても、三度はない——五輪女王の意地が見えた。バドミントンの国際大会BWFスーパーシリーズ第8戦「ダイハツヨネックスジャパンオープン2017」は23日に東京体育館で各種目の準決勝を行い、女子ダブルスの日本勢対決は、高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)がストレート(21−11、21−15)で福島由紀、廣田彩花組(再春館製薬所)を下して決勝進出を決めた。なお、もう一方のブロックで勝ち上がっていた福万尚子、輿猶くるみ組(ヨネックス)は韓国ペアに敗れて準決勝敗退となった。

8月の世界選手権では、福島、廣田組が日本勢最上位の銀メダルを獲得し、昨夏のリオデジャネイロ五輪女王の高橋、松友組が銅メダル。両ペアの対決が、国内で実現することで注目を集めたが、試合は、五輪女王が圧勝した。高橋は「向かって行く気持ちでコートに入った。1ゲーム目からレシーブの場面で引かずに前に出ようと意識していて、相手の方が引いているなという感じがあったので、そこを攻めたのが良かった」と手ごたえを語った。立場で言えば、高橋、松友の「タカマツ」ペアに、福島、廣田の「フクヒロ」ペアが挑む形だが、今年は、福島、廣田組がスーパーシリーズ(SS)第1戦の全英オープン準々決勝と、第3戦マレーシアオープンの準決勝で「タカマツ」ペアに2連勝中だった。敗れた相手に向かって行く気持ちを取り戻した女王は、強かった。

気圧された、というのが福島と廣田の共通の見解だった。福島は「向こうの方が攻めて来ていて、返球が浅くなって攻められて点数を取られることが多く、攻撃の形を作れなかったことが敗因だと思う。攻めようとしたけど、向こうが全然引いてくれなかった」と話した。タカマツペアが得意とする、高橋が後衛、松友が前衛に入って攻撃する形をなかなか崩せずに、攻められ続けた。焦ったのだろう。じっくりと対応して、相手を揺さぶって行けばチャンスはあったのかもしれない。ただ、押されてはいけないという思いから、先に攻めようとし過ぎてミスをする場面もあった。

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