72回目を迎えたグランツール最終戦ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日に幕が閉じた。
現役最強ライダーと称されるクリス・フルームが盤石の力を見せつけ、史上初となる同一年でのツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャのダブルタイトルを獲得した。

そんなブエルタは「グランツール最終戦」という面だけではなく、多くの意味を持つ闘いの場でもある。
来季の所属チームが決まっていない選手にとっては絶好の「就職活動の場」である。新規契約獲得を目指しハングリーな走りを見せるベテラン選手、とにかく結果が欲しい有力選手、そして虎視眈々とチャンスを伺う若手選手など…。結果として今大会では、3日に一人の割合で、人生初となるグランツールステージ優勝者が誕生した。これはツール・ド・フランスの約2倍の数字だ! ベテラン選手でも若手選手でも、誰しもがスポットライトを浴びる可能性があるというのもブエルタ・ア・エスパーニャの見どころの一つでもある。

一方でこの大会を引退レースとしてセレクトした選手もいる。
最も注目を集めたのが、グランツール全ての総合タイトルを持つスペインの英雄、アルベルト・コンタドールだ。最強ライダー・フルームのライバルとして、現地メディアは連日彼の動向を伝え続けた。序盤のステージで体調不良のために、タイムを落としてしまうという苦しい立ち上がりとなってしまったが、スペインの英雄は決してあきらめることはなかった。フルームとの差を詰めるべく、次々に立ちはだかる厳しい山岳ステージで、数えきれないアタックを繰り返した。
そして迎えた第20ステージの「山岳激坂ゴール」では鬼気迫るダンシングを見せ、残り5.5キロで遂にライバルたちを置き去りにし、地元スペイン勢唯一となるステージ優勝を成し遂げた。

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