一軍がクライマックスシリーズに行く正念場を戦う中、二軍はジャイアンツと優勝争いを演じている。

育成や調整を行う二軍。先週、取材に訪れた日は、スタメンの中川大志が4打数でホームラン2本を含む3安打(全打席で出塁)と爆発し、その他の選手も盗塁を狙ったり、凡打でも進塁打で走者を進めたりと塁上を賑わせていた。

また、ベテランの松井稼頭央やクルーズは守備で好プレーを連発していた。12球団最年少(37歳)の就任2年目、球団からも信頼厚い、平石洋介 二軍監督に話を伺った。

成長著しいと高評価の村林

◆あくまで選手に見合ったことを。ただし準備はきっちりと

選手を熱く指導し、自らも厳しく律する平石監督。調子について尋ねるも、「二軍の調子なんてないです。育成できてるかも、こればっかりはわからない」と引き締める。

「というのも、若い選手全員が試合に出るのは難しい。でも、1人2人でも3人でも、今年出て行かないといけない。それが今年なのか、来年なのか、3〜4年後なのか、わからないですから」。

「もちろん、順調に来てる選手もいるし、このまま行くと楽しみという選手もいるんですけど、これがイメージ通りに行くかはわからない。(一軍が)悪かったらバタバタと入れ替えもありますが、協力しあって、ちょっとでも助けになるようやるだけです」。

梨田昌孝監督とも、昨年から意思疎通ができているという。時に具体的な準備を依頼されることはあれど、あくまで二軍は二軍、選手に見合ったことを優先することを一任されている。

だからこそ、「一軍に上がるときに、こういうのをやらせておけば良かったということだけは避けたい」と語る。

そんなチームの方針として、「二軍では主軸を打たせてるバッターでも、バントもあればエンドランもします。思いっきり行かせる時は行かせますけど、状況に応じて」と平石監督。

加えて、「必ずしも足が速いから走る、遅いから走らないとは決めていません。相手の傾向によって、カウントによって、状況次第でこっちが責任を負って、盗塁させることもあります」と明かす。

「特別に足の速い選手が多いわけではないけれど、盗塁数は結構あります。走塁は盗塁だけじゃないですけど。一つ先の塁を狙うのは当たり前で。とにかくプレーが終わるまでは、絶対にスキをみせるなと口酸っぱく言ってます」。

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