TOYOTA

 プロトタイプカーとGTマシン、4クラスの混走による世界耐久選手権(WEC)の第6戦、「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間」が、9月16日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA/アメリカ)で開催される。その決勝の模様はJ SPORTSで生中継J SPORTSオンデマンドでもLIVE配信される。

 WECは前回のメキシコラウンドに続く北アメリカでの連戦。舞台となるCOTAは、テキサス州オースティンにあり、今週末の天候は湿度こそ40%程度と低いものの、最高気温は35℃程度まで達する見込み。このため昨年までは気温の下がる夕方スタート&深夜ゴールだったが、今年は正午スタート&夕刻ゴールとなり、気温や路面温度がドライバー、車両、そしてタイヤに影響を与える可能性が高い。またコースは標高差が41mあり、前半のテクニカルセクション、中盤のハイスピードセクション、そして後半は大きな180度ターンが連続するテクニカルセクションとメリハリの効いたコースレイアウト。今回もハイダウンフォース仕様の車両を持ち込む。

 前回メキシコで1−2フィニッシュで3連勝したポルシェは、ドライバーズ部門でもマニュファクチャラーズ部門でもトヨタを引き離してタイトル獲得に一歩近づいた。しかしまだシリーズは今回を含め4戦を残しているので、トヨタとしては何としてでもCOTAで踏みとどまらなければならない。気になるところでは、ドライバーズ部門で2位につけるトヨタ7号車のアンソニー・デイビッドソンが個人的な理由でこのレースを欠場。しかし代役として今年はスパとル・マンにも出場した経験豊富なステファン・サラザンが、今回のみスポット参戦を果たし7号車を強力にバックアップする。

 毎戦激しいトップ争いが展開されるLM P2クラスは、前回バイヨン・レベリオンの31号車が後続を振り切りLMP2移行後の初優勝を遂げた。ポイントリーダーであるジャッキー・チェンDCレーシングの38号車、シグナテック・アルピーヌの36号車、Gドライブレーシングの26号車とのバトルもおそらく最終戦までもつれてしまいそうだ。

 LM GTE PROクラスは、メキシコでも終盤まで超接近な三つ巴の戦いとなり、アストンマーチンの95号車が今季初優勝を遂げた。このクラスはまだほぼすべてのチームにタイトル獲得のチャンスがあり、今回も展開を見逃すわけにはいかないだろう。

 LM GTE AMは澤圭太もドライブするクリアウォーターレーシング(フェラーリ)61号車が、前回5位に沈みポイントリーダーから脱落してしまった。今回は彼らの巻き返しに期待したい。

 なお、開幕したフランクフルトモーターショーでは、BMWが来年参戦のLM GTEモデルとなるM8 GTEを発表。またアストンマーチンも2018年モデルのテストが実施されているようで、すでに各陣営とも来季の準備は着々と進んでいるようだ。

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皆越 和也
1961年熊本県出身。1980年代後半に富士スピードウェイで観戦した「WEC in JAPAN」で四輪モータースポーツに目覚め、モータースポーツ専門誌編集部等を経てフリーランスのフォトライターに。SUPER GTは全日本GT選手権がスタートした1993年より、ほとんどのレースを現場で取材している。

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