【STAGE 05】史上最速男、グレッグ・レモン(アメリカ)

100年をはるかに超えるツール・ド・フランスの歴史の中で最もドラマチックなフィナーレが演じられたのが1989年。その主役は1986年に米国選手としてツール・ド・フランスを初制覇したグレッグ・レモンだった。

レモンの選手生活は波瀾万丈なものだった。初優勝した年のオフシーズン、余暇の狩猟中に仲間の散弾銃が暴発して胸に50発もの弾丸を受け、生死の境をさまよった。1989年に復帰するものの、すでに28歳。ベルギーのADRという弱小チームとしか契約できず、5月のジロ・デ・イタリアではさんざんな結果に終わった。「レモンはもう終わりだ」とだれもがそう思ったはずだ。

そのジロ・デ・イタリアで圧勝したのがフランスのローラン・フィニョン。ツール・ド・フランスに絶好調で乗り込み、5年ぶり3度目の総合優勝をねらっていた。

その年は1789年のフランス革命から200周年にあたり、7月14日の革命記念日にはパリの式典で当時のミッテラン大統領が「ツール・ド・フランスではフィニョンに勝ってほしい」と発言した。フィニョンはその言葉に勢いづいたのか、勝負どころのアルプスでマイヨジョーヌを獲得。総合2位で追うレモンに50秒差をつけて最終日に臨んだ。

最終日はベルサイユからパリ・シャンゼリゼまでの24.5km個人タイムトライアルだった。

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