果敢な突破を見せるFL丸山

そして、55点差がついた後半38分、同志社最後の攻撃が始まる。相手の落球からボールをつないで徐々にゲインを重ねる。

7次攻撃で東海大が堪らずオフサイドの反則。タップキックから速攻を仕掛けたLO(ロック)山田主将(社4)は頭から防御網に突っ込む。5メートル先にはトライライン。

それでも、ブルーの壁は厚かった。ラックからこぼれた球を拾った相手に約90メートルの独走トライを許し、ノーサイド(12-74)。最後は60点差以上離され大敗に終わった。

敗因は簡潔にこうだ。「ミスが重なってきたところで、同志社の思うようなアンストラクチャーで競い合うことができなかった。」(山神監督)。

試合を通じてノープレッシャーでボールを落とす場面が数回発生し、明らかに同志社の焦りが見えた試合だった。東海大の冷静な対応により、SHからのハイパントやターンオーバーからの切り返しの部分でも、有効な攻撃には至らなかった。

「スクラム、ブレイクダウン、どれを取ってもプレッシャーを受けてしまった」(山田主将)。体格、速さ、精度、全てにおいて完敗と言える80分間だった。

東海大は少人数での球出しを遂行し、余裕を持った攻撃で得点を重ねた。特にブレイクダウンでは圧倒的な力の差を見せつけられた。

ここ10年間で最も長いシーズンが幕を閉じた。大学王者の目標には届かなかったが、同志社復権の兆しは確かに見えた。来年の同じ日、同じ場所で、紺グレジャージーの躍動に期待したい。

文:小林洋貴/写真:西村健汰(同志社スポーツアトム編集局)

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同志社スポーツアトム編集局
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