2人で音楽に入り込み、美しくそろったラインで魅了するペアに

高橋成美選手&柴田嶺選手 @ Fox Valley Ice Arena

高橋成美選手&柴田嶺選手 @ Fox Valley Ice Arena

――今季のプログラムを御紹介下さい。

柴田:ショートが『タイスの瞑想曲』で、フリーがオペラ『トゥーランドット』です。今年デビューなので「皆知っている曲」で、と。

高橋:振付師はショートがニコライ・モロゾフで、フリーはジェイミー・ワイト(Jamie Whyte 2005年イギリス選手権アイスダンスジュニア優勝)です。

――デビューシーズンにいきなり、最も難しいとされるグループ5のリフトがショートプログラムの規定となりましたが、どのようにリフトを習得されてきましたか?

柴田:もちろん最初はなかなか上げられなかったんですけど、先生に支えてもらったりして、徐々に徐々にやっていきました。力もそうなんですけど、上げるタイミングがすごく重要で、まずオフアイスでナルちゃんとたくさん練習して、ナルちゃんが跳ぶタイミングと自分が上げるタイミングを掴めたら、急に氷上でも出来るようになりました。

――リフトを上げた後、安定して支えるにはどのようなことが必要でしょうか?

柴田:筋肉でアジャストするというか、支えている側がバランスを取らないといけません。支えながらも、滑って回転もしないといけなかったり。毎回同じになることは絶対ないので、上げている腕の筋肉とフットワークで常にバランスを取りながら、ちょっとずつちょっとずつアジャストする、みたいな。

――高橋選手の、美しいリフトのポジションをキープする秘訣をお教え下さい。

高橋:リフトは、実は男性の方がすごく大事です。男性の手の角度だったり、土台のしっかりした感じが、自分の中では60%を占めるぐらい大事だと思っています。残りの40%は、「つま先がとにかく遠くに伸びている」ように意識すること。ポジションは、頭は真上でつま先は真横、「全部遠くに引っ張られる」イメージです。それには、お尻の筋肉を鍛えたりします。

柴田:そんなコツ、教えちゃっていいの?(笑)

高橋:いいの!(笑)理解するのと出来るのは、また違うから。

――鍛錬の賜物ということですね。それでは最後に、新シーズンに向けて、課題とアピールポイントをお願いします。

高橋:今年の課題は、新しいチームなので1日1日を大切に、今自分達が持っている力をプログラムでどれだけ全部、「120%」出せるかということです。アピールポイントは、音楽がかかると2人ともノリが出せるので、音楽に入り込んで滑る2人の表現に注目して頂きたいです。

柴田:今年始めたばかりなので、今練習していることをしっかりと本番でクリーンに決めることがまず1つの目標です。アピールポイントは、2人のユニゾンや揃っているラインです。それから、僕とナルちゃんのトレードマークは体の柔らかさで、振付でもその柔軟性を観てもらえたらなって思います。

――お二人の御活躍を心からお祈りしています。

柴田:僕達、Amebaさんでブログをやっているので(『柴田嶺&高橋成美オフィシャルブログ Powered by Ameba』)、そちらもよろしければ御覧下さい。

ファンの皆さんへ ビデオメッセージ 高橋成美選手&柴田嶺選手

テキスト/インタビュー/構成:島津愛子、Pigeon Post ピジョンポスト
取材日:2016年9月2日

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Pigeon Post ピジョンポスト
フィギュアスケーターの"声" "今"を届ける記者チーム(Pigeon Post HP)。
日本チームを中心に、世界のフィギュアスケートを特集する日本語英語のバイリンガルサイトで、インタビュー・リポートを掲載。Twitterをポータルとして、新しい記事の紹介やニュース、イベントのリポートまで、ワンストップで伝える。FacebookもTwitterと連携させている。

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