――高橋選手は、パートナーがペア未経験者ということで、練習の進め方を変えられているのでしょうか?

高橋:嶺くんとやっていると「未経験者」とやっているという感じはまったくしなくて……なんだろう。

柴田:いいんだよ、本当のこと言って(笑)

高橋&記者陣:(笑)

高橋:だって、ステファニアとロックニーが言っていたんですけど「リョウにはペアスケーターの血が流れている」って!

言葉にせずとも通じ合う、ペアのパートナーシップ

――ペア競技の魅力をどこに感じられていますか。

高橋:ペア競技はやっぱり、2人が本当の意味での『チーム』としてつくり上げていくものなので、出来た時の達成感だったり、励まし合って2人でよろこびを分かち合ったりとか、そういう部分でやっていてよかったって思うことはたくさんあります。

柴田:リフトやスローイングもあるので、そこがシングルよりもダイナミックで、シングルとはまた違う、おもしろい部分なのかなと思います。あと、滑ってみて改めて分かったのが、2人で滑るのは1人で滑るのとは違って難しいんです。どれだけ2人の動きが合っているかとか、どれだけ自然にスケーティングが入れ替わるかとか、そういう部分もシングルとは違っていいなと思います。

――トランジションでもユニゾンを意識しなければなりませんね。

高橋:トランジションが一番難しいんです!

柴田:そうなんですよ。

高橋:エレメンツに響くので。

柴田:トランジションがずれると、そこからすべてがずれるので。リフトのタイミングもずれて上がらなかったりとか。

――エレメンツのミスは、実はその前から始まっていることもあるんですね。

高橋:エレメンツの入りで、決まるか決まらないかっていうことも分かります。

柴田:でも、逆に合わせようとしすぎてもだめです。

高橋:そうそう。

柴田:滑っていて思うのが、「自然に合う」のが一番。一緒に練習していくうちに勝手に、だんだんなんとなくお互いを分かっていく。手の握り具合とかで。

高橋:それ分かる〜。

柴田:「こっちに行くんだな」って、相手の動きがなんとなく分かるようになります。言わなくても、次何やるかとか、なんとなく分かる。

――パートナーシップを築ければ、それ以外のことにも取り組みやすいですね。

高橋:それあると思います。

柴田:パートナーシップの大切さは、滑っていて一番感じます。

――現在、ペアのトップ争いでは、エレメンツの難度が上がってきています。その流れの中で、それぞれのチームが目指すものは変わってくると思います。この戦況をどう見られていますか?

高橋:すごくおもしろいと思います。ペアのエレメンツのレベルが上がれば、御覧の皆さんも注目されると思うので。私達も、目標が高くなればなるほどモチベーションが上がります。それが刺激になって、自分達にとってもいいことだと思います。

――将来的にやってみたいエレメンツはありますか?

高橋:うーんどうだろう。今年じゃなくて将来ですよね?ツイストの4回転はやってみたいですね。

柴田:スローの4回転はやってみたい。

高橋:スローもやりたい!4回転結構好きですね、私達。

――ダイナミックさが違いますね。2回転から3回転でも、受ける感じはすごく違いますけれど、3回転から4回転だと別次元な感じがします!

高橋:しますします!

――お2人から、これからペア競技を目指す若い選手達に何か一言アドバイスを頂けますか。

高橋:「ペアはお互いに思いやる心を持つことが一番大切」だから、そこを大事にして下さい。

柴田:僕も似たような感じなんですけど、「自分が怪我しても、何かあった時に女の子を守るっていう気持ちを忘れないで」練習してほしいなと思います。

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