インターハイでベスト8まで勝ち進んだ北陸学院が金沢に辛勝して出場権を獲得したように、ウィンターカップで上位進出が期待されるチームでも、予選を勝ち抜く過程でも厳しい戦いを強いられるものだ。その一方で、福岡第一と東山がインターハイ上位2校になった結果、福岡と京都は出場枠が2つになり、強豪校として知られる福岡大附大濠と洛南は、決勝でライバルと対戦する前にウィンターカップ出場を確定させる恩恵を授かる可能性が高い。

11月中旬まで行われる今後の予選でも、激戦やハイレベルの決勝が期待される地区がいくつかある。その中でも初のインターハイでベスト8に進んだ開志国際に、留学生の中で実力No.1と言われるタヒロウ・ディアベイト擁する帝京長岡がいる新潟は、最も注目したい予選だろう。11月6日の決勝戦まで順当に勝ち上がってくれば、インターハイで経験と自信を得た開志国際に対し、ディアベイトを帝京長岡のチームメイトたちがいかにサポートできるかが、勝敗の分かれ目になるかもしれない。

インターハイでは複数校出場しながらも、ウィンターカップになると1校という地区も激戦が予想される。神奈川はインターハイで準々決勝に進んだ桐光学園を筆頭に、法政大第二、アレセイア湘南、東海大付相模がすでにベスト4進出。静岡も神奈川同様、3年前の全中優勝メンバーがそろう浜松学院に、沼津中央、藤枝明誠、飛龍の4校が、1つの枠を激しく争うことが予想される。

東海大付札幌とU18代表で奮闘した三森啓右がいる札幌日本大が争う北海道、オールラウンダーとして将来を嘱望されている赤穂雷太を擁する市立船橋に日本体大柏が挑みそうな千葉あたりも、おもしろい決勝戦が期待できそうだ。インターハイ出場校同士の決勝が19日に行われた大阪は、近畿大附が大阪学院大を破って出場権を獲得している。

その他の注目点をあげるならば、47年連続47回目の出場がかかっている能代工。栄田直宏コーチの下で夏から秋にかけてどのくらいレベルアップし、インターハイ予選決勝で負けた平成相手にリベンジできるのか? 10月30日に大館市樹海体育館で行われる決勝戦が、高校バスケットボール好きにとって目の離せない試合になることは確実。また、インターハイ予選でベスト8に進んだチーム間で争われる東京は、留学生ドゥドゥ・ゲイが軸の八王子学園八王子が最有力。しかし、インターハイに出場した國學院大久我山、実践学園の他にも、保善、成立学園、東洋大京北が2枠に食い込む可能性があるなど、群雄割拠の激戦区と言っていいだろう。
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★注目の地区予選決勝戦スケジュール

【新潟県】11月6日:新潟市東総合スポーツセンター
【神奈川県】9月24日:横須賀アリーナ
【静岡県】11月13日:静岡県武道館
【北海道】11月13日:函館市
【千葉】10月29日:船橋市総合体育館
【秋田】10月30日:大館市樹海体育館
【東京】11月13日(決勝リーグ最終日)

女子については、インターハイでベスト8の東京成徳大、ベスト16の八雲学園と明星学園が、出場枠2つを争うことでも激戦が予想される。国本女を含めた4校によるリーグ戦(10月29日:共栄学園、30日:十文字学園、11月3日:佼成学園女で開催)は、得失点差によるタイブレークで出場校が決める可能性も十分にある。

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青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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