15−16シーズン・ドイツ・ブンデスリーガは9位でフィニッシュしたケルン。名門・シュツットガルトが2部降格を強いられ、フランクフルトが残留プレーオフに回る中、まずまずの結果だったのではないか。ただ、UEFA欧州リーグ(EL)出場権の7位、ヘルタ・ベルリンと勝ち点7差だったことを考えると、もうひと頑張りが必要だったとも言える。今季はEL出場権獲得を目指して、チーム状態を一段階、引き上げていく必要がある。

そんなケルンは7月に入ってから本格始動し、すでにビーレフェルトやフォルトゥナ・ケルンなどとフレンドリーマッチを消化している。いずれも大勝したものの、ここまでは格下との対戦だった。8月3日に戦うセリエAのボローニャは全く質の違う相手。8月26日の新シーズン開幕を見据えて、現段階でのチーム完成度が問われる重要なゲームとなるはずだ。ペーター・シュテーガー監督も高いモチベーションを持って試合に挑むことだろう。

今季のケルンは、ヤニック・ゲルハルト(ヴォルフスブルク)、ケヴィン・フォクト(ホッフェンハイム)らを放出し、ダルムシュタットからDFコンスタンティン・ラウシュ、シャルケからMFマルコ・ヘーガー、ハンブルガーSVからFWアルチョムス・ムドニェフス、オーセールからFWセル―・ギラシーを獲得した。が、彼らはそこまでビッグネームではなく、あくまで昨季の陣容をベースに肉付けを行ったということだろう。

こうした現有戦力の中、特にテコ入れしなければならないのが攻撃陣だ。昨季は年間15ゴールを挙げ、ブンデスリーガ得点ランキング5位につけたアントニー・モデストへの得点依存度が非常に高く、それに続く選手があまりいなかった。ジモン・ツォラーが6点、レオナルド・ビッテンコートとマルセル・リーセがそれぞれ3点を挙げたものの、やはりモデスト以外の明確な得点源を見出すのは難しかった。

そこで今季は彼に代わる新たなゴールゲッターが欲しいところ。候補者筆頭と見られるのがギラシー。186僂猟洪箸鮓悗襯侫薀鵐U−20代表の点取屋は、昨季後半レンタル移籍したフランス2部のオーセールで16試合出場8ゴールという華々しい活躍を見せ、ブンデスリーガに挑んできた。まだ20歳と若く、爆発的な成長を遂げる可能性は大いにある。

昨季HSVでは2ゴールにとどまったものの、ラトビアやハンガリー、ポーランド、ドイツを渡り歩いてきたルドニェフスもケルンで再起を賭けているに違いない。28歳のアタッカーは183僉81圓搬粒陛にも恵まれており、シュテーガー監督も1トップかトップ下での起用を考えていると見られる。彼らとモデストが絡み合って攻撃の爆発力が一気に上がれば、ケルンの上位浮上の可能性も高まるはずだ。

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