「釜田(佳直)が頑張って投げているから、少しでも楽にさせてあげたかったんだ。しっかりチャンスをものにできて良かったよ」

「ここまでみんなでリードを守ってきたから何とか1本打ちたかった。ホームランという最高の結果が出て本当にうれしいよ」

27日のホークス戦で4打数2安打3打点。チームを勝利に導く活躍をみせたゼラス・ウィーラーのコメント。この日に限らず、ウィーラーの言うことはだいたい変わらない。

「○○(投手)を援護できてよかった」「○○(野手)のおかげ」「○○(選手)の特別な日だから、いい日にしたかった」「チームに勢いをつけられてよかった」等々。

頑張っている投手や野手を称え、支える言葉を添えて初めて、自分の活躍を喜ぶのだ。リップサービスではない。チームメイトのプレーに一喜一憂し、熱く戦う姿は、ベンチやフィールドで誰よりもわかりやすく現れているのだから。

微妙な判定の場面では、それがチームメイトに不利益な結果となると、全身で怒りを露わにして不満をぶちまける。「あり得ない」とばかりに、まるで子どものように地団駄を踏んだりして。また、勝負どころで自分が打てなかった時には、自己嫌悪の固まりのようにしょぼくれてベンチに戻る。

丸っこい体格ながら軽快な足捌きの守備もみせるウィーラー。食らいつくプレーも魅力で、時々あるエラーが玉にきずとはいえ、だからこそのファインプレーをみせてくれることもしばしば。

嬉しい時には、はじけるような笑顔と笑い袋のような愉快な笑い声を響かせる。ウィーラーを知った人は、誰もが好きにならずにはいられない。天性の愛されキャラなのだ。

その熱血ぶりは名前にも由来する。母が「響きがいいから」とつけたというファーストネーム「Zelous(ゼラス)」は、単語の「zealous(熱意のこもった)」と同じ響きを持つ。

この「zealous」は仕事や考え、人についての情熱を修飾する形容詞で、例えばeffort(努力)とも親和性が高い、文字どおりアツい形容詞なのだ。

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