J SPORTSが生中継するグランプリ・ブタペスト大会の開催が今週末(6月25日〜26日)に迫った。

リオ五輪の出場権とシード選手が5月30日を以て確定し、これ以後のツアーの成績とワールドランキングは本番の組み合わせには影響しない。五輪という最高峰イベントの開幕まで50日を切った中にあって、この期間に行われるワールドツアーの大会の意義とは何か。

大きく分けて、五輪出場選手の調整、あるいはまだ国内の代表争いに決着がついていない選手のアピールの場(エントリーの最終締め切りは7月18日)、あるいは「リオ後」を見据えた国策としての若手派遣。この3つが、「確定後」最初のツアーであるブダペスト大会、そしてグランドスラム・チュメン大会(7月16日〜17日)まで続く直前シリーズ3大会の背後を流れる大きなストーリーだ。この観点からまず男子の注目選手、あるいは階級を挙げてみたい。

五輪出場選手で我々が気に掛けるべきはまず優勝に絡む大物、そして五輪特有の「突如上がる」要素を孕むダークホースたちの動向。この2つを過たず満たすの階級が90kg級だ。まず、ワールドマスターズを回避して今大会を選んだ地元の雄、チェリャビンスク世界選手権銀メダリストのクリスチャン・トートが第1シード選手として参加。代表の正式アナウンスのない強国ロシアからはアスタナ世界選手権銀メダリストのキリル・デニソフが送り込まれ、これにツアー表彰台の「門番」として絶対の存在感を持つノエル・ファンテンド(オランダ)が加わった。さらに、チェリャビンスクにおけるベイカー茉秋打倒を皮切りに以後も唐突に大物食いをやらかす不確定要素セリオ・ディアス(ポルトガル)が入って、この階級は五輪に向け主役級と曲者枠の両方を一度に見極められる最注目階級と言って良いだろう。

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