年1回のみのビッグイベント、ランキング上位16名のみが参加を許されるツアー最高峰大会、「ワールドマスターズ」の開催がいよいよ今週末、27日に迫った。
この模様はJ SPORTSで生中継される。

リオ五輪柔道競技の直接出場枠獲得選手(男子22名、女子14名)はこの直後、5月30日のランキングをもって決定される。つまり今大会は出場権争いのまさしくファイナルマッチ、当落線上ギリギリの選手(※ランキング上位の選手が欠場を表明した場合には下位が繰り上がって出場することが可能)、あるいは勝ってポイントを積み上げないと自力での五輪出場がなくなってしまう選手たちにとっては最後のチャンスだ。この立場にある60kg級のワリーデ・キア(フランス)やツェンドチル・ツォグトバータル(モンゴル)にベキル・オズル(トルコ)、100kg級のホルヘ・フォンセカ(ポルトガル)など五輪に欠かせない好役者たちがことごとく今大会のエントリー権を得、今大会はまず彼らの活躍がひとつ大きな注目点。また、優勝者に700ポイントという凄まじい高配点が為される今大会は五輪シード権争いの様相を一変させてしまうボーナスゲームでもあり、シード当落線上にある強豪選手たちの戦いぶりも見逃せない。

そして全体を通して注目すべきは、代表フルメンバーの派遣という勇断を下した日本代表女子チームの活躍かと思われる。78kg級の梅木真美と70kg級の田知本遥は負傷のため直前で離脱したが、48kg級の近藤亜美、52kg級の中村美里、57kg級の松本薫の世界王者3名を含む5名を揃えて投入、金メダル1つのみに終わったロンドン五輪の雪辱を為すべく、本番前の最後の勝負に挑む。

アジアの強国・日本の大量参戦を受けた女子の最注目階級は、48kg級。五輪で金メダルを争うと目されるムンクバット・ウランツェツェグ(モンゴル)、ポウラ・パレト(アルゼンチン)、サラ・メネゼスと近藤亜美の世界チャンピオン4人が全員参戦、これに挑むシャーリーン・ファンスニック(ベルギー)とエヴァ・チェルノビスキ(ハンガリー)の欧州勢2人にディアラ・ロクマンヘキム(トルコ)とジョン・ボキョン(韓国)のダークホースまで入れて、これぞという役者がほぼ全員揃った。様相はまさしくプレ五輪、ちょっと考え難いくらいの豪華メンバーである。

ほか、ケイラ・ハリソン(アメリカ)とマイラ・アギアール(ブラジル)の2強が激突必至の78kg級、同じくキム・ポリング(オランダ)とユリ・アルベール(コロンビア)が覇を競う70kg級も面白い。とうとう「5月の3大会」に全大会皆勤することとなった王者イダリス・オルティス(キューバ)が参戦する78kg超級にも注目。

お知らせ

J SPORTSオンデマンドでは
IJFワールド柔道ツアーを配信中!

全てのジャンルが定額で見放題!!
配信される大会はこちら »

■ 総合パック :月額2,400円 (税抜) » 詳しくはこちら
※25歳以下の方は、U25割月額1,200円 (税抜)でご利用いただけます!

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ