大陸選手権による約1か月の中断を経て、IJFワールドツアーはこのグランドスラム・バクー(5月6日〜8日)からいよいよ再開。

今月はこのバクー大会のほか、グランプリ・アルマティ(13日〜15日)、そして上半期最大のイベントであるワールドマスターズ・グアダラハラ(27日〜29日)と実に3つのビッグイベントが組まれている。

この「5月の3大会」に各国のスタッフ、そして選手が向ける視線はまことに熱い。理由はいわずもがな、五輪出場権(直接枠=男子ランキング22位以上、女子14位以上)の決定締切日が5月30日に迫っているからだ。

というわけでこの3大会にはメダルクラスの超強豪たちの「最後の顔見世」、そして力関係の探り合いとシードを睨んだランキング獲得という王道の観点のほか、激しく国内の五輪代表を争う選手たちの「最終予選」、そして当落ギリギリにある選手たちの生き残りを掛けた最後の戦い、と複数の重要なフォーカスポイントがある。これらを媒介に今大会の注目選手、あるいは階級を紹介してみたい。

81kg級は頂上対決。アスタナ世界選手権王者永瀬貴規と2013年リオ世界選手権の覇者ロイック・ピエトリ(フランス)がともにエントリーを為している。ピエトリは前週の欧州選手権を回避、「3強」の一角であるアヴタンディル・チリキシビリ(ジョージア)との対決を避けて今大会でのポイント獲得を期したようだが、まさかここで強敵永瀬とぶつかるとは予想外のはず。間違いなく五輪で主役を張る両雄の直接対決に期待。

五輪代表争いという観点での最注目はどいまだマッチレースを続けるカールリヒャード・フレイとデミィトリ・ピータースのドイツ勢2人が同時派遣された100kg級。ピータースは2月に地元のグランプリ・デュセルドルフを制したが欧州選手権では予選ラウンドで食われてしまい現在逆風下、一方フレイはグランドスラム・パリ3位(ピータースは初戦敗退)以後エントリー取り消しを続けており、この2人の同時出場は久々。五輪にいずれが出てくるかは人材多い100kg級戦線を大きく揺らす不確定要素であり、今大会の注目度はマックス。この階級は欧州選手権で復活Vを遂げたばかりのヘンク・グロル(オランダ)、同じく今年に入って復活気配の一発屋ホセ・アルメンテロス(キューバ)らも揃い激戦必至だ。

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