日曜日のアムステル・ゴールドレースですでに苦しんだ選手たちにとって、長い坂道は、特に厳しい試練となりそうだ。たとえば左手指の骨折のせいで「普段と違うポジションを取る必要に迫られ、首と背中を痛めた」フィリップ・ジルベールや、「氷雨のせいで手足も脚も背中も冷えきって」ゴールにさえ辿りつけなかったミハウ・クフィアトコフスキー、落車して集団復帰を果たすも結局は途中リタイアしたホアキン・ロドリゲスは、絶好調ならば優勝候補筆頭に上げられるのだが……。また昨大会6位、ツール通過時のユイ3位で、今年こそと意欲を燃やしていた「新世代激坂ハンター」アレクシー・ヴュイエルモズは、アムステルの落車で左掌を痛め(骨折はないそうだが)、残念ながら水曜日はテレビ観戦組に。アルデンヌ3連戦初挑戦予定だったファビオ・アルも、「バスク一周の落車の影響」で背中の痛みを訴えアムステル途中で自転車を降り、そのままフレッシュ&リエージュ行きさえ取りやめた。

もちろんアムステルで好調さを証明し、しかもアムステルよりも勾配のきつい上りに適性を持つパンチャー&クライマーたちは、ユイという大きな獲物を仕留めようと息巻いている。病み上がりの復活途中、しかも落車して背中を痛めながらもアムステル6位に食い込んだジュリアン・アラフィリップは、「調子が良かったし、すごく楽しんで走れた」とフレッシュに向けて好感触を抱く。「ユイは僕には少々きつすぎる」とかつてのジルベールのようなことを言っていたウェレンスだって、アムステルでの単独攻撃で「脚の好調さが確認できた。次戦が楽しみ」と自信を膨らませる。なにより所属チームのロット・ソウダルは、トニー・ガロパンやイェール・ヴァネンデールも非常に調子が良い。日曜日はマイケル・マシューズのために積極的にレース制御を行ったオリカ・グリーンエッジは、水曜日は昨大会3位ミヒャエル・アルバジーニのために働くのだろう。

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