安達了一が帰ってきた。時の首相もかつて患ったとされる難病を抱えつつ、1軍の舞台に戻ってきた。攻守の要の復帰を起爆剤とし、チームも上昇気流に乗りたいところだ。

◆難病発覚から2ヶ月半で実戦復帰。驚異の回復力

バファローズファンに衝撃を与えた一報は1月23日に届いた。不動の遊撃手・安達が「潰瘍性大腸炎」にかかり、調整遅れはおろか選手生命も最悪危ぶまれるという――。

潰瘍性大腸炎とは厚生労働省が特定疾患に指定される病気で、安倍晋三首相が第一次政権時に患い、退陣の要因になったことで知られている。症状としては下痢や腹痛に悩まされ、発症の原因が不明であることからも、難病のひとつに位置づけられる難病だ。

当初は復帰に向けメドが立たない中、安達は確実に段階を踏んでいく。球団が定めていた2週間程度の病院生活を経て、2月10日に退院。ほどなくして、トレーニングを再開した。

そして、4月2日にファームで実戦に復帰。ホークスとのビジターゲームに臨み、5回まで慣れ親しんだ遊撃の守備に就いた。打席にも3度立ち、四球を1つ選んでいる。

難病発覚からここまでおよそ2ヶ月半。発症当初を思うと、驚異の回復力である。

◆1軍合流、即スタメン。気魄(きはく)を感じずにはいられない活躍

福良淳一監督の意向もあり、安達は4月12日のファイターズ戦から1軍に合流。同日、出場選手登録もなされた。

12日の試合は「7番・遊撃」でスタメン出場。いきなり2安打を放つ活躍を見せ、零敗を喫するチームの中でただひとり気を吐いた。

復帰初打席はファンの『おかえり』という大歓声で迎えられると、吉川光夫のインハイ速球を鮮やかにレフト前へ。守備も無難にこなし、上々の復帰戦となった。

翌13日は1番で起用されると、1点ビハインドの5回2アウトから内野安打で出塁。さらに、次打者の時に相手捕手がボールをこぼしたのを見逃さず、二塁へと進塁。

そして、糸井嘉男の3ランで生還。逆転劇の足がかりをつくり、核弾頭としての働きを示した。

10回のサヨナラ機は凡打に倒れるも走者を三塁へ進め、小田裕也の劇的な一打を陰ながら演出。チームは5連敗を喫していたが、背番号3の気魄(きはく)がチームに追い風を呼んでいるようだ。

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