今をときめく松井裕樹(東北楽天)、森友哉(埼玉西武)をはじめ、プロ野球界では高卒3年目の選手が頭角を現し始めている。バファローズにも若月健矢、園部聡、吉田雄人、奥浪鏡と、当時の高校球界のスターがこぞって入団した。

大きな期待をかけられる中、ここまで1軍公式戦に出場したのは若月のみ。園部は故障の影響で育成契約に切り替わってしまった。では、残りの2人はどうなっているのか。今回は吉田と奥浪の春季キャンプでの様子を中心に書いてみたい。

◆内野転向に短く持ったバット。吉田雄人の覚悟とは

「とにかくチャンスを掴みたいんです」。

サブグラウンドでの特守を終え、吉田雄人はこちらの目を真っ直ぐに見ながら今の気持ちを伝えてくれた。正遊撃手・安達了一の離脱もあり、今キャンプは本職の外野手ではなく内野手、特にショートストップでの練習に時間を割く日々を送る。

吉田は2013年ドラフト5位でバファローズに入団。北照高時代は走攻守3拍子揃ったプレーヤーとして鳴らし、高校日本代表でも不動の「1番・ライト」。広角に打ち分けるバットコントロールに加え、強肩を活かした守備は、多士済々のジャパンの中でも抜群の存在感を放っていた。

しかし、プロ入り後はなかなか結果が出ず2年間で1軍出場はゼロ。ファームでも目立った成績を残すことができていない。

それでも3年目の今季は、1軍の春季キャンプに抜擢。昨秋から取り組むバットをふた握り余して打つこと、上述の通り内野転向の打診を受け入れたことで心機一転を図る。

「プロ野球選手として“こだわり”を持つのは大事ですけど、まずは結果を残すのが一番」。

この世界は“結果を残してナンボ”だ。背番号53のなりふり構わない姿勢が成就する時はやってくるだろうか。

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