慶応義塾大学にとって、ついにこの日がやってきた。絶対王者・帝京大学との一戦。圧倒的な練習量と、抜群のチーム力で金星を狙う。「打倒・帝京」を掲げて戦ってきた今季。絶対王者の牙城を崩すことが出来るのか、注目が高まった。

慶大のキックオフで試合はスタート。立ち上がりは上々であった。低く刺さるレッグタックルで帝京大の動きを止めると、ブレイクダウンでプレッシャーをかける。この繰り返しで、帝京大の突破を許さない固いディフェンスを維持した。

SO矢川主将 (C)慶應スポーツ新聞会

アタックでは、主将でSO(スタンドオフ)の矢川を中心にハイパントキックを活用。キックで敵陣をこじ開ける作戦だ。選手自身も「前半のはじめは通用出来ている部分も多かった」(LO/ロック西出)と実感する。

しかし、20分を過ぎると、徐々に押され負けるシーンが増える。帝京大の強いプレッシャーを前に、オフサイドやノットロールアウェイなどのペナルティを繰り返すと、シンビンを受けてしまった慶大。タックルに定評のあるFL(フランカー)鈴木を失うと、一気に不利な状況に立たされた。

前半30分。帝京大の主将・坂手がトライを獲得すると、試合は一気に帝京大のペースへ。素早いパス回しで、ピッチを縦横無尽に駆けぬける。そのスピードに追い付くことの出来ない慶大は立て続けに4トライを許すと、前半は0-40で折り返した。

後半巻き返したい慶大。チャンスは10分に訪れた。敵陣深くで、SO矢川、FB(フルバック)金澤、WTB(ウィング)佐野と右へ大きくパスを展開。右サイドが余っていたが、ここはトライには繋がらなかった。

しかし、相手のペナルティからタッチキックを出すと、マイボールラインアウトからモールへ展開。帝京大相手にも力強く押すと、最後はHO(フッカー)佐藤が抜け出しグラウンディング。

お知らせ

J SPORTSオンデマンドでは、
ラグビーワールドカップを全試合LIVE配信!


その他にもトップリーグ、大学ラグビーも配信
ラグビーパック:月額1,800円(税抜)
※25歳以下の方は、U25割で月額900円(税抜)でご利用いただけます!
»詳しくはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ