試合終了から約2時間以上が経過して、ようやく岡崎慎司は、控室から出てきた。クラブ関係者も、警備員たちも、そのほとんどが帰ってしまい、静まり返ったスタジアムの廊下で、岡崎は語り始めた―。

8月8日、レスター・シティーはホームでのイングランド・プレミアリーグ開幕戦で、サンダーランドに4−2で快勝。岡崎はツートップの一角のセカンドストライカーとして、フル出場した。ラニエリ監督が「シンジは選手たちと上手くリンクしていた。あれはシンジだからできるプレーだ。彼は本当によくやった」と褒め称えた。得点にこそ絡まなかったが、攻守に走り回って鮮烈デビューを飾った。

痛快だったのは、岡崎のプレーを初めて見た、相手選手や観客らの反応だ。相手ボールのとき、猛烈にプレッシャーを掛け、しつこく追い回す姿に、度胆を抜かれたようだった。とくにサンダーランドの選手たちは、岡崎が前線からチェーシングを仕掛けてくることを知らなかったのだろう。面白いようにボールが取れた。いったんボールを奪うと、バーディ、マーレズらFW陣との高速連係プレーで、攻撃を仕掛ける。岡崎のその異常な運動量と俊敏性、激しさ、最後まで諦めないプレーぶりは、超満員だった3万2242人の観客を大いに沸かせた。

おそらく、だから、だろう。岡崎はドーピング(禁止薬物使用)検査の対象選手に指名された。一応、ドーピングの対象選手は、抽選でランダムに選ばれることになっているが、そこにはある程度、検査官の裁量があるといわれる。

だが90分間、走り回って、汗を出し切ったあとだから、なかなか尿が出ない。チーム関係者が、2本目のビールを検査場に持ち込んで、しばらくして、ようやく岡崎は「仕事」を終えて、解放された。

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