カープの“秘密兵器”と呼ばれる男が、いよいよそのベールを脱ごうとしている。ドラフト2位で入団した薮田和樹だ。

ここまで2軍で8試合に登板し、4勝1敗、防御率1.70。最速153キロのストレートを武器に、37イニングで42奪三振と潜在能力の高さを示している。

好投を続けるルーキーは、交流戦明けの16日から2日間、1軍の練習に参加。大瀬良大地がリリーフ転向したことで余っている先発枠を、その手で掴み取ろうとしている。

そもそも、なぜ“秘密兵器”と呼ばれているのか。それはアマチュア時代にケガが原因でほとんど公式戦に登板していないからだ。

岡山理科大附属高校時代は1年生からベンチ入りし、九里亜蓮の1個下の学年でエースとして期待されていたが、2年秋の遠征中に右肘を疲労骨折。甲子園出場が叶わなかったどころか、痛みをごまかしながら、まともなピッチングができないまま卒業となった。

右肘は完治したと思っていたが、亜細亜大学に入学してすぐに再発。悩んだ末、1年冬に手術へと踏み切った。そして2年春から投球を再開し、3年春に初めての公式戦登板を果たした。

だが、デビュー戦(2013年5月14日、駒澤大学戦)は、ほろ苦い思い出だ。同点で迎えた9回裏、2死一、二塁の場面でマウンドに上がると、初球に投じた146キロのストレートを弾き返されサヨナラ負け。1球の重みを知ることとなった。

4年時には右肩痛に苦しんだため、公式戦での登板は3年春のリーグ戦2試合と全日本大学選手権での1試合のみ。それでも素質を買っていたカープは2位で指名。ケガに泣き続け、実戦経験の少ないまま入団へと至った。

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