プロ野球の世界には、現役選手だけでも親子鷹が10組ほどいる。ヤンキースからカープに復帰した黒田博樹投手の父・一博さん(故人)は、南海ホークス(当時)などでプレーした。

同じくカープ中田廉投手の父は野林大樹さん。近鉄バファローズ(当時)、カープ、スワローズで活躍し、現在は成蹊大学硬式野球部で監督を務めている。

昨年のドラフト会議でオリックス・バファローズから1位指名を受けた山崎福也投手の父は、元巨人でキャッチャーだった山﨑章弘さん。引退後はコーチなども務めた。

他にもジャイアンツ金城龍彦の父・金城晃世さんは元近鉄の外野手。ベイスターズ飛雄馬内野手(松井飛雄馬)、タイガース横田慎太郎外野手なども、親子プロ野球選手として話題となった。

そんな中、審判員の世界でも親子鷹が1組だけいる。キャリア25年目の山村達也審判員と、4年目の山村裕也審判員だ。

通算試合数1,635試合、オールスター3回、日本シリーズ3回(今季開幕時)の出場を誇る山村達也は、泉州高校(現・近畿大学泉州高校)からドラフト3位で近鉄バファローズの指名を受け、投手としてプロの世界で11年間活躍した。

「18歳でプロに入って、当時の私は29歳。投手として現役ができるのは長くてあと2、3年でした。ピッチャーはコントロールや技術は磨くことはできるけど、30を過ぎてボールが速くなることはない。だから早めに現役に見切りをつけて審判になろうと思ったんです」と、山村は当時を振り返る。

「だからシーズンが終わって、秋のキャンプが行われていた藤井寺球場で、自ら『辞めます』と切り出したんです。審判員になりたいので、推薦状を書いてくださいってね」。

多くの野球選手は晩年、1年でも長く現役を続けようともがき苦しむ。しかし山村は、自らの意志で野球選手のキャリアを閉じた。プロ野球選手としての退路を断ち、審判員を志した山村は翌年、30歳でアンパイアとなった。91年にパ・リーグ審判部に入局したのは4人。現役では佐藤純一、栄村孝康審判員が同期という。

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